103 ページ6
A SIDE
RM｢あなたがどれだけ、ゼウスを恨んでようが…
オリンポス12神が
どれだけあなたを仲間はずれにしようが…
その子どもたちが
そんな酷いやつらだとは限らない!｣
ﾊﾃﾞｽ｢"蛙の子は蛙"…
そんなことわざも知らんのか?
オリンポス12神のデミゴッドは
所詮、箱入り息子たちだ
ぬくぬくした生活をし、何一つ
不自由なく生きてきたやつらに
私たちの気持ちが、分かると思うのか?｣
RM｢…｣
ﾊﾃﾞｽ｢お前も、同じだラップモンスター。
お前も、"ハデスの子"であることを忘れるな
いくら綺麗事を並べようとも
結局は私と同じ道を辿るのだ｣
RM｢違うっ…俺は…｣
ﾊﾃﾞｽ｢私はずっと、お前を見守っていたんだ
ほら、あのアフロディテの子なんか
酷いじゃないか…
"ジン"と言ったか?
母親に似て、人を外見や肩書きだけで
判断する愚か者だ｣
RM｢…っ｣
ジンオッパの話が出ると
一瞬、ナムジュンオッパの瞳が揺らいだ
まずい…
このままでは、洗脳されてしまう…
A｢耳を貸しちゃだめ!ナムジュンオッ…｣
大きな声で、叫ぼうとしたとき…
ﾊﾃﾞｽ｢ちっ…うるせぇな、小娘が｣
A｢…っう!…あぁっー!｣
RM｢おい、やめろっ…｣
急に、胸が張り裂けたみたいに痛くなる
ﾊﾃﾞｽ｢はははっ
これでもう、下手には動けないぞ
テティスのお嬢さん?｣
A｢…っ!?｣
ハデスの手には…
私の、心臓が…脈を打っていた
A｢はっ、っ…はぁっ…｣
RM｢落ち着けA…｣
何がなんだか分からなくて
でも、心臓がないのに私は息をしていて…
パニックで過呼吸になる
RM｢ハデスの能力だ…
怯え、弱った命を………吸い取ることができる｣
パニックに、なればなるほど
不利ということ…
A｢………ふぅ｣
ﾊﾃﾞｽ｢ほぅ、肝が座っているお嬢さんだな…｣
深呼吸をして、呼吸を整える
…大丈夫。
私はポセイドンの孫でテティスの子
兄はアキレスなんだもの
ﾊﾃﾞｽ｢君も不服じゃないのか?
ポセイドンは12神なのに、その娘のテティスは
ゼウスの子じゃないという理由で
12神に入っていないじゃないか｣
ハデスの手に握られた私の心臓が
ドクンと跳ねた
RM｢やめろっ!ハデスっ｣
ﾊﾃﾞｽ｢…このお嬢さんを助けたいなら
私の言うことを聞け、我が息子よ｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
塩飴 - れてないのですか、、？主様のペースで頑張ってください、応援しております(＞＜)リクエストなのですが...宜しければ宮廷ものとか書いて欲しいです。護衛と姫、みたいな。 よろしくお願いいたします。 (2020年5月12日 5時) (
レス) id: 714b8485f5 (このIDを非表示/違反報告)
塩飴 - ほんま最高でした...相変わらず伏線回収上手すぎます。いきなりですがBTSメンバーっていい性格してますよね、みんなそれぞれ特徴的で。物語にもすごく活用されてて面白かったし後半全ての意味が繋がった時ああー！！ってなりました笑作者様天才です。最近はあまり更新さ (2020年5月12日 5時) (レス) id: 714b8485f5 (このIDを非表示/違反報告)
373(プロフ) - 雅美さん» 雅美さん!!!暖かいコメントありがとうございます(TT)そうなんですっ!妄想はいっぱい浮かぶのに、書く時間がなかなかとれなくて…でも分かってくださる方がいて、とても救われます(TT)頑張って最後まで書いて良かったなと思います…ありがとうございます!新作もぜひ★ (2019年2月24日 23時) (レス) id: 177049d4f7 (このIDを非表示/違反報告)
雅美(プロフ) - 完結お疲れ様でした。そして楽しく読ませて頂きました、ありがとうございました(^人^)お忙しい中、妄想は浮かぶのに文章にとなると大変だったんじゃないでしょうか？私、何回か読み直して泣いちゃいました…(TT)新作楽しみです。早速覗きます(笑) (2019年2月24日 23時) (レス) id: e424f8d82d (このIDを非表示/違反報告)
373(プロフ) - 万さん» 万さん!!!コメントありがとうございます(^^)完結遅くなってしまい、本当にすみませんでした(TT)作品の落とし方に苦労してまして…最後まで読んでくださり本当にありがたいです！これからもご期待に沿えるよう頑張ります！ありがとうございました!!! (2019年2月24日 19時) (レス) id: 177049d4f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：373
| 作成日時：2018年5月13日 10時
