story8-3 ページ46
樹side
樹『強さ....ですか?』
LI『あぁ
...まあ入学当初より間違いなく強くなってる
"少しだけなら"答えられるかもな』
LIKIYAさんは向きを変えて再び歩き始めた
場所を変えるためなのか、俺も何も言わずに
LIKIYAさんの後を追った
LI『強さには大きく2つ種類がある
1つは普段の俺達のように何かを守るために
戦う"実力行使"
これが今さっき樹が言った弱い者は強い者に
喰われる世界ということなんだろうな
そして2つ目は.....』
樹『.....？！』
LIKIYAさんはまるで俺の胸を射抜くかのように
俺の心臓がある胸のところにふれた
その速さは凄まじくもしLIKIYAさんが敵
だったら速攻でやられてただろう
LI『いかに、その世界で生き残れるほどの
"心の強さ"があるかだ』
樹『心の強さ...?』
LI『いい例を1つ話す
俺には1人兄貴がいた
俺と違って多才能で1教えれば10こなすような
そんな人間だった
俺はそんな兄貴に憧れていた
でも、いつかそんな憧れは憎しみへと変わった
どんなに努力しても比べられられた
どんなに努力しても"さすがお兄ちゃんの弟ね"
って誰にも認められなかった
...だから俺は兄貴から逃げた
俺が俺でいられる場所を探すために
俺は確かに力では強いかもしれない
この世界で生き残れる自身はある
でも、きっと1人では生き残れない』
樹『それで高木に...?』
LI『いや、高木に来たのはもっと後だ』
樹『え.....じゃあLIKIYAさんが見つけた
居場所って.....』
するとLIKIYAさんは少し寂しそうに微笑んで
LI『それはまだ答えられない』
樹『‼』
LI『答えてほしければ.....
.
.
俺を超えてみせろ』
そう言ってLIKIYAさんは暗闇の廊下の中に
消えていった
.
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小田島陸 - どういうことですか？ みんな、無事ですよね？てか、無事でいて！ (2018年9月25日 19時) (
レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
藍染め - すごい面白いです！ハイローと似てますね！でもなんか今までと違う感じで新鮮です☆続き楽しみにしてます☆ (2018年2月16日 15時) (レス) id: b8bc9f41db (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - あは、たしかにww (2018年2月16日 6時) (レス) id: e65c5b148a (このIDを非表示/違反報告)
Ch.08(Ch.I13)(プロフ) - まぁ今日バレンタインだしいいべw← (2018年2月14日 20時) (レス) id: e6d7b97168 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - でしょでしょww当たった砕けたけどw (2018年2月14日 18時) (レス) id: e65c5b148a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2018年2月14日 9時
