GO ON THE RAMPAGE~Never Lose~

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？side



"ご報告いたします

たった今凛堂が城門を破ったという情報が
入りました


これで正式に凛堂が南の中心勢力となります"


？『そう...報告ありがとう

引き続き偵察続けて』

"承知致しました 失礼します"


あのモノクロの戦いから1年....今もなお
黒沼は侵略を続けて勢力を伸ばしている


でも...このままじゃ駄目だ

このままじゃいつか黒沼は消えてしまう



"おい"

？『なんですか?』

"トップがお呼びだ"

？『行きます』



黒い制服を着た男達で埋め尽くされた
体育館を陣取るこの男...

黒沼工業高校のトップ 銀柳総司


1年前のモノクロの戦いを引き起こした張本人


銀柳『南の若僧が城門を潰した.....
これはどういう意味がわかっているか?



.





.



直人』

直人『...っ


黒沼の勢力を脅かす者が現れたという
ことです』

銀柳『わかっているなら......



さっさとあのガキ共の首をとってこい！！

何をためらう必要がある！！』

直人『しかし....‼

今高木と凛堂は白銀の保護化にあります
万が一下手に手を出せば


白銀が黙ってるわけがありません‼』

銀柳『ならばまた...1年前のように戦えば
いいだけだろう』

直人『そんな....‼』

銀柳『直人....裏切りは許されない』




.





.




"14人"の溜まり場に向かう足が重い

こんな話を聞けばどんな顔をするだろう


？『直人さん?どうかされたんですか?』



.





.





直人『亜嵐....』

亜嵐『今は俺だけです

愚痴でもなんでも聞きます』

直人『....ありがとう^^』



そうだ、俺には守らなきゃいけない仲間がいる

過去の残像に捕らわれるわけにはいかない



直人『亜嵐は1年前のモノクロの戦い、

どう思う?』

亜嵐『....あんなの起きてはいけない
綺麗事ではなく


でもそれ以上に気になるのは』


"rampage"

その言葉を聞いた瞬間全身に鳥肌が立った
いくら戦いの最中といえども

"たった6人"で黒沼と白銀を再起不能にまで
追い詰めた謎の集団


直人『亜嵐...俺はこの黒沼を変えたい
たとえ黒沼にいられなくなっても


このままじゃ間違いなく2度目の戦いが
起きる』

亜嵐『......』

直人『あともう1つ言えること』

亜嵐『はい』

直人『rampageは"いなくなっていない"


姿形を変えて静かに俺らの動きの様子を
見ている

もし次rampageと俺らが対面したその時が....




.




.







俺ら黒沼の"本当の"終わりだ』




.

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