story3-4 ページ18
北人side
九条『愚かにも倒すべき相手に永遠に帰らない
弟の残像を重ねたのかい?』
柳生『黙れ！こいつは俺の敵だ
邪魔すんな！』
九条『.....ならどうして背中を向けた?』
僕を守るように引っ張られたその力は、
今僕の腕を掴んでいる力は、
まったく"敵意"なんて感じなくて
"優しさ"さえ感じていた
九条『過去に囚われる人間は愚か者に
すぎない
そして君はたった今城門の裏切者となった
ここで君を殺める 当然の償いだろう?
まさか君まであの弟のように"くだらないな終わり方"を迎えるなんてね』
その瞬間どうして僕を守ったのか、
どうしてトドメをさそうとしなかったのか、
全ての理由が繋がった
僕は似ているんだ....守りたかった弟に
僕を重ねてるんだ....守れなかった弟に
北人『......違う』
柳生『あぁ?』
北人『この人は愚か者なんかじゃない！！
誰よりも人間らしい人間だよ！！』
九条『私とやるっていうのかい.....?』
今まで感じたことがないくらいの殺気が
広がりはじめる
でもそれを遮るよう影が1つ
壱馬『お前....俺との勝負は、終わってへん...』
北人『壱馬......』
壱馬『俺ら高木は凛堂を助けるために
ここまで来たんや...
せやから俺はどんだけ傷ついても北人を
守ってみせる』
九条『そんなボロボロな身体で俺に勝てると
思ってるの?』
壱馬『ﾊｧ....やからナメんなって言っとるやろ
俺らは"2つで1つ"やねんから』
すると窓ガラスが割れる音がして壱馬と
同じ様に僕の前に壱馬より少し大きな影
壱馬『えらい遅かったな....
.
.
慎』
慎『すみません 粗大ごみ処理に時間が
かかって』
壱馬『まぁええわ、いくで』
慎『はい』
僕は2人に任せて倒れている柳生を
支えてこの場を離れた
多分この人は敵じゃない....そう思えるから
.
.
龍side
城門下『おら！もう限界なんだろ？！』
龍『っ.....』
ﾌﾗｯ
意識が飛びかけてフラついた瞬間、支えられるかのように誰かの背中を感じた
拓磨じゃない....この背中は間違いなく
昂秀『俺は追いつめられてのびるタイプ
なんですーだ！！』
龍『昂秀....』
昂秀『ごめんごめん遅くなった(*`∀´ )』
ほんと、ムカつく
助けてほしいなんて言ってないし、バーカ....
拓磨『お前らほんましつこいねん
控えめに言っていっぺん死ねや』
昂秀『....拓磨ってほんとに怒るとキャラ
変わるよね〜』
うん、それは同感だよ
.
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小田島陸 - どういうことですか？ みんな、無事ですよね？てか、無事でいて！ (2018年9月25日 19時) (
レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
藍染め - すごい面白いです！ハイローと似てますね！でもなんか今までと違う感じで新鮮です☆続き楽しみにしてます☆ (2018年2月16日 15時) (レス) id: b8bc9f41db (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - あは、たしかにww (2018年2月16日 6時) (レス) id: e65c5b148a (このIDを非表示/違反報告)
Ch.08(Ch.I13)(プロフ) - まぁ今日バレンタインだしいいべw← (2018年2月14日 20時) (レス) id: e6d7b97168 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - でしょでしょww当たった砕けたけどw (2018年2月14日 18時) (レス) id: e65c5b148a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2018年2月14日 9時
