ボクのゴシュジンサマ【JW桃×青】２

87．部活見学　〜運動部、第２体育館篇〜 ページ37

side桃


第１体育館を出て約４分。歩き続けて第２体育館へと到着。


此所では、広い体育館にスペースをとりすぎない運動部が集まって活動をしている。


卓球部、バドミントン部が基本的に使用しているが武道場が使えない日の武道部も使用するので、剣道部、柔道部、空手部もそこに加わる。

今日の武道場は……確か剣道部やったな。


青「う〜ん……」


緑「どうしたん？」


青「多分俺に武道部は無理やと思います……」


桃「なんでぇな」


青「だって皆……ごつい……」


ざっくりとした理由やな。確かに今日第２体育館を使用してる柔道部、空手部はごついやつ……筋肉質なやつが多いから。


赤「でも……武道部に分類される剣道部はごついやつあんまおれへんで？」


青「剣道……嫌」


桃「早いわ！」


緑「なんで嫌なん？」


青「声出す、じゃないですか。俺、あんなに声でない……」


赤「あー……」


理由はどうかと思うけど納得してしまう自分がいる。


いや、だって流星に「めｪｪｪｪん！！」とか言わせてみ？今、想像でけへんかったやろ？そういうことや。←


桃「バドと卓球は？」


青「俺、シャトル変な方向に飛ぶこと多いんで……卓球は多分追い付かん」


流星の回りのスピードは本来のスピードと少し違うからな。大分ゆっくりやからな。


赤「じゃあ次、室内プールに行くか！」

88．部活見学　〜運動部、室内プール篇〜→←86．部活見学　〜運動部、第１体育館篇〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す