買われた子

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樹




壱馬｢＿＿ってことやったんですけど、どう思います？｣




やっぱりか




やっぱ距離置かれてたんだ




たまに見せる悲しい顔は捨てられるかもしれないって心配してたんだ




翔吾｢Aが俺らの名前覚えてるなんて｣




陸｢衝撃でしかない｣




健太｢けんたの名前絶対1番に覚えてくれた。うん、絶対けんたが1番だ。｣




壱馬｢健太さんの名前でてきてなかったです。｣




健太｢壱馬そういう冗談おもしろくないよ！｣




壱馬｢いや、ほんとです。｣




健太｢( ﾟдﾟ )｣




健太さん魂抜けたじゃん




慎｢それよりもやっぱ距離置かれてたんですね｣




LIKIYA｢理由聞きたいけどさすがに無理だよな｣




｢Aが俺らと仲良くしようと努力してるときに水刺すようなことしたらもう仲良くはなれないと思います｣




LIKIYA｢だよなー。｣




もうないかもしれないチャンスを無駄になんかできない




慎重にいかないと




翔平｢聞けばいいじゃないですか｣




翔平、バカ？




｢俺の話聞いてた？｣




翔平｢誰もAとは言ってないじゃん。｣




慎｢じゃあ誰に聞くの｣




翔平｢あの人だよ、玲於さん。まこっちゃん俺先輩ね？｣

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