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GD「本当にこのままでいいの？」
『んー？』
聞こえないフリ。
全てのツアーを終えて後は入隊まで
各々の自由行動となった彼ら。
事務所にはジヨンと私だけ。
GD「じゃあさ。
俺と結婚しよ。」
『へ？』
間抜けな声が出た。
思わずジヨンの顔を見たら
ニコニコ笑ってるのに目は真剣で
冗談じゃないことくらい私にもわかった。
ジヨンは冗談でプロポーズなんてしない。
GD「こんなとこで格好がつかないけどさ。
A。
もう俺と結婚しよ。
次こそはちゃんとヨンベのこと思い出せないくらい
そばで俺に愛させてよ。」
『ちょ、ちょっとまって。』
返事なんてできない。
返事なんて決まってるのに。
GD「返事は俺が入るまでにちょうだい。
ヨンベには…、俺から言っとく。
プロポーズしたこと。」
頭をポンポンってされてそのままジヨンは部屋をでてった。
全身から力が抜けたみたいに
その場に座り込んだ。
ジヨンの気持ち、なぁなぁにしてた。
応えれないって言っても
私をみるジヨンの目はとても優しくて
それを失うのが怖かった卑怯者。
私にはよんべくんしか考えられないのに
ジヨンにどう言ったらいいのかわかんない
「A？」
『テソちゃん…。』
「どうしたの？」
部屋に入ってきたテソンは
私と同じ目線にしゃがみこんで
いつもの笑顔で笑いかけてくれるテソンの背中に
本当に天使の羽が見えた気がした。
『驚かないで聞いてくれる？』
もう限界だった。
夢の中の私のままでいることに。
テソンになら話してもいいかな
って思えたのはテソンだけが
本当の私をどこか気付いていた気がしたから。
4ヶ月前の本当の私の経緯から話した。
あなたたちのファンだったこと。
よんべくんのことがだいすきなこと。
ナイーブになってる時に事故したら
何故か今の私がここにいること。
それでもよんべくんがだいすきなこと。
ジヨンにプロポーズされたこと。
今の私にはタイムリミットがあること。
全部うんうんって頷いて聞いてくれて
その優しさに涙が止まらなかった
DL「なんかおかしいなーって思ってたんだけど
そこまでの話だったとはねぇ。
でも、AはAだよ。
俺は昔からAを知ってる。
俺だけじゃない。
それは俺の記憶の真実だよ。
タイムリミットがあるなら急がなきゃ。
ほら、俺の前で泣いてる場合じゃないでしょ？」
そう笑うテソンの背中にはやっぱり天使の羽が見えた。
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homie.(プロフ) - couさん» 最後までお付き合いくださってありがとうございますm(_ _)mとても励みになります！ (2017年8月24日 12時) (
レス) id: 1f5947a71e (このIDを非表示/違反報告)
cou(プロフ) - お見事でした！いつもひきこまれます♪他のも楽しみにしております！ (2017年8月24日 8時) (レス) id: 9901c9b5bb (このIDを非表示/違反報告)
homie.(プロフ) - couさん» ありがとうございますm(_ _)m更新サボり気味でごめんなさい。こちらはずばばーっとがんばりますので最後までお付き合い頂けたら幸いですm(_ _)m (2017年8月19日 17時) (レス) id: 1f5947a71e (このIDを非表示/違反報告)
cou(プロフ) - すごくおもしろいです。どのお話もすごく好きです。 (2017年8月18日 16時) (レス) id: 9901c9b5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：homie.
| 作成日時：2017年8月17日 0時
