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GD「なんで俺が背中押してるんだよ。」
私の涙を拭ってるその指に応えれない残酷さを
今更気付いて
『ごめん…。』
ただ謝ることしかできなかった。
よんべくんのお家の前までついたら
ジヨンがぐっと近づいてきて
ぎゅっと目を瞑った。
GD「これで許してやる。
また明日。」
おでこに触れるだけのキス。
『ありがとう、おやすみなさい。』
そのキスにはなんの返事もせずに
ただ笑って手を振った。
ジヨンはどんな気持ちで私を好きでいてくれてるんだろ。
ジヨンはなんで私なんだろ。
どうして私はよんべくんなんだろ。
『ただいまー。』
欲しい声がないとわかってても
つい口から出てくる。
「おかえり。」
『ぎゃ！』
「なに、ぎゃって。(笑)
ここ、俺の家なのに。(笑)」
いないと思ってたから。
彼女のとこにいってると思ってたから。
まさかの在宅に思わず声が出た。
『びっくりした。(笑)』
へへって笑ったのは本当に嬉しかったから。
YB「どうだった？ジヨンとのデートは。」
冷蔵庫からビールを出してゴクリと飲んだら
腕を組んだよんべくんがキッチンにもたれかかってた。
『楽しかったよ。』
YB「ふーん。」
ジヨンから聞いてしまったからなのか
よんべくんのパジャマが少しだけ肌蹴ているからなのか
よんべくんのことを見れない。
お酒を飲んだせいか
顔があつくなる。
私がよんべくんと？
YB「ジヨンとなんかあった？」
『いや、なにも。
私、お風呂はいってくるね。』
相変わらずよんべくんの顔はみれない。
でも
できるだけ笑ってよんべくんの横を通り過ぎた。
YB「A。」
はずなのに、ぐっと腕を掴まれて
一瞬でそこに熱が帯びる。
『な、なに？』
YB「俺を見て。」
掴まれた腕はぐっと引き寄せられて
顔を上げてしまえばきっとキスをしてしまいそうなくらいの距離。
『む、むり。』
YB「ジヨンとキスした？」
『え？』
予想外の言葉に顔を上げてしまったのが運の尽き。
YB「ジヨンとキスしたの？」
やっぱり唇が触れてしまいそうな距離。
よんべくんの息がかかるくらいの距離。
でも、まって。
『な、んでヨンベがそんな顔するの？
ヨンベは彼女と色んな事してるくせに！
私に対してヨンベがそんな顔する資格ない！』
今日は涙腺が緩い日。
喧嘩なんてしたくないのに。
よんべくんがあまりにも寂しそうな顔してるから
開いた口がとまらなかった。
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homie.(プロフ) - couさん» 最後までお付き合いくださってありがとうございますm(_ _)mとても励みになります！ (2017年8月24日 12時) (
レス) id: 1f5947a71e (このIDを非表示/違反報告)
cou(プロフ) - お見事でした！いつもひきこまれます♪他のも楽しみにしております！ (2017年8月24日 8時) (レス) id: 9901c9b5bb (このIDを非表示/違反報告)
homie.(プロフ) - couさん» ありがとうございますm(_ _)m更新サボり気味でごめんなさい。こちらはずばばーっとがんばりますので最後までお付き合い頂けたら幸いですm(_ _)m (2017年8月19日 17時) (レス) id: 1f5947a71e (このIDを非表示/違反報告)
cou(プロフ) - すごくおもしろいです。どのお話もすごく好きです。 (2017年8月18日 16時) (レス) id: 9901c9b5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：homie.
| 作成日時：2017年8月17日 0時
