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「でさぁ、って
おーい。聞いてる？」
『え？』
「だから！俺のアルバムどうよって。」
『夢？』
最期になんて幸せな夢だろって思った。
だって、どこだかわからないカフェに
目の前には呆れた顔したよんべくん。
やばい。
呆れた顔もかっこいいんですけど。
「なに、夢って。(笑)
熱でもあんの？」
よんべくんの手が伸びてきて
私の額に当たったその大きくないまーるい手から
たしかに体温を感じた。
え、まって。
『夢じゃない？！？！？！！！？』
「うるさ。
今日のAなんか変。(笑)」
『ご、ごごごめんなさい！！！』
「え？ちょ！
って、行っちゃったし…。」
もうなにがなんだかわからない。
必死にその場から逃げて道路に出たら、
「ここどこ？
知らない…、けど知ってる。」
ずっとここに住んでたような
そんな変な感覚。
本当になにこの夢。
いや、もう夢じゃないことは
なんとなくわかった。
だって、よんべくんの体温もそうだけど
聞こえてるクラクションの音と
ソウルの気温、街ゆく人たちの話し声。
全てがリアル。
混乱しすぎて頭が痛い。
なんでよんべくんが私の名前を知ってるの
なんでよんべくんと私がお茶なんかしてるの
この夢のような現実のルーツか全くわからなくて目眩がした。
--- 君が望んだ夢でしょ？ ---
頭の中で声がしたと思ったら目眩が酷くなって
だめだ、立ってられない
と思ったら意識を手放した。
--- 時間は有限だよ。無限じゃない。
君にもその時が訪れる。
君の本当の夢を叶えなければ
君にもその時が訪れる。 ---
なに？なにをいってるの？
私の本当の夢？
私が望んだ夢？
私にもその時が訪れる？
なにをいってるの？
頭が、いたい。
「A！A！！！」
『よ、んべ、くん？』
変な声が終わって混乱が続く中、
目を開けたら真っ白の天井…。
の前に、綺麗なよんべくんの顔。
「はーーーーーーーー、
まじで心配した。
外出たら目の前で倒れるとか
今日のAなんか変だし
まじでやめてくれよ。
しかも、
よんべくんってなんだよ。(笑)
いつもは、ヨンベとかべべとか言うのに。(笑)」
『ごめんなさい、
あの、私とその、よんべくんは
どういうご関係、ですか？』
聞かなきゃどうすることもできない。
キョトンとする顔も素敵だけど
まずはその先の言葉を聞きたいの。
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homie.(プロフ) - couさん» 最後までお付き合いくださってありがとうございますm(_ _)mとても励みになります！ (2017年8月24日 12時) (
レス) id: 1f5947a71e (このIDを非表示/違反報告)
cou(プロフ) - お見事でした！いつもひきこまれます♪他のも楽しみにしております！ (2017年8月24日 8時) (レス) id: 9901c9b5bb (このIDを非表示/違反報告)
homie.(プロフ) - couさん» ありがとうございますm(_ _)m更新サボり気味でごめんなさい。こちらはずばばーっとがんばりますので最後までお付き合い頂けたら幸いですm(_ _)m (2017年8月19日 17時) (レス) id: 1f5947a71e (このIDを非表示/違反報告)
cou(プロフ) - すごくおもしろいです。どのお話もすごく好きです。 (2017年8月18日 16時) (レス) id: 9901c9b5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：homie.
| 作成日時：2017年8月17日 0時
