ルーラーの提案 ページ15
side：A
ルーラーの言葉に、私達は座り直す。
『提案って？』
「バーサーカー、貴女はこの場にいるサーヴァントの真名を全て知っていますね？」
『うげ…バレてる…』
「そこで、ですが。
皆さんの真名を明かすというのはどうでしょうか？」
『…………えっ？いいの…？』
これで、クラス名で呼ばなくて済む。
私はクラス名より真名の方が好きなんだよね。
というか楽。
「いくらルーラーの提案とはいえ、それは断る」
そう言ったのは、エルルンのマスターだった。
『…まぁ、そうだよね…』
「…と、言いたいところではあるが。バーサーカーの真名もこの場の全員が知っているからいいとは思う。私は賛成だ」
その言葉のあと、次々に賛成の意見が増えていく。
『……やった♪(ﾎﾞｿ)』
「聞こえておるぞ」
『ひゃあ！？耳元でしゃべるのやめてって言ったよね！？』
「我がルールだ」
『もー！！ばかっ！！もーいいもん！！ライダーの横座るもん！！』
「なっ…！それはやめろ！！」
『いーや！！座る！！』
「姉上！来い！！」
と言ってなぜか腕をバッと開くラメセス。
『愛すべき弟！！(バッ)』
「…我をまた独りにするつもりか」
その一言に、私と駄女神がピシリと動きを止める。
『＿＿ぁ』
「なぜ、いつも我を独りにするのだ…」
「…姉上、余がそちらへ行く」
『え、でも…』
「よい。気にするな」
そこへ、ルーラーが歩いてくる。
「…話は終わりましたか？そろそろ始めましょう」
『うん！』
さぁ、始めよう。
真名暴露大会を。
＿＿＿私の、過去を遡る時間を。
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幻想彼岸桜 - 彩さん» コメントありがとうございます！！ギル様格好いいですよね！！私なんかの駄文でかっこよさが伝わっているのか不安で不安で仕方なかったんですが、そういっていただけて嬉しいです！！更新これからもじゃんじゃん頑張りますので、これからもよろしくお願いします！！ (2018年3月29日 1時) (
レス) id: c7d5f2986a (このIDを非表示/違反報告)
彩 - ギルがイケメン過ぎてやばいです！夢主ちゃん大好きです！更新頑張ってください！！ (2018年3月28日 13時) (レス) id: c08d229f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わい型のきのこ | 作成日時：2018年1月9日 6時
