新しく出来たチーム、入団しない？【合作】 (ページ46)

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ラッテ｢36であってる？｣ページ46

みんなが用意を終えて外に出ると
そこにはリムジンが止まっていた。

「にしてもでけーな、この車」

「まーたここにもボスがお金かけてリムジンにしたらしい…」

あのおっさんスゲーなぁ。
ここに来てから対応が良すぎてビックリだ。
毎晩毎晩プランクに向かって悪口言っててごめんなおっさん。アンタ良い奴かもしれない。

｢俺、初めてリムジン乗るわ…。｣

「美人だらけだからサービスしたんじゃねーの？」

「かもね・・・」

｢はい、乗って乗って。
中でもう１回作戦確認するよー。｣

｢｢｢はーい。｣｣｣

リーダーに呼ばれた俺たちは、早速リムジンに乗り込んだ。

初めて乗るリムジンのシートはふっかふかで、お金持ちになった気分だ。

そして今。
車に乗った俺たちは最後の作戦会議をしていた。

｢……っと、作戦は今確認した通りね。もちろんこの通りにいくとは限らないから、臨機応変に対応して。特に女子たちのほうは俺いないけど頑張って。｣

｢任せといて。｣

｢ははっ、頼もしいな。｣

｢あと、目立たないのが大事だから。みんなくれぐれもそれなりの態度でね。ターゲット以外に手を出したり暴言吐いたらダメだよ！！｣

｢わかってる。
そこまでバカじゃないさ。｣

おいギーラなんでこっち見たんだ今。
俺は、ほぼ反射で睨み返した。

｢はいストップー！
ギーラもラッテもその殺意はここで発揮してね。｣

喧嘩になりそうな俺たちを止めたのはリーダー。そして、リーダーが指した先には立派なお屋敷が建っていた。

「さ、みんな。

暗殺劇場の開幕だよ」

リーダーの一声で全員の空気が変わる。
俺は、初めての任務にワクワクが止まらなかった。