新しく出来たチーム、入団しない？【合作】

ラッテ「１８だっつーの！」 ページ24

案の定アジトで迷子になった俺は、どうにか１つの部屋の前にたどり着くことができた。

「っと、ここは……ゴシック？」

さっき見たモノクロとかスイーツとかは何となくイメージがつくけど、ゴシックのイメージがイマイチ掴めない。

「とりあえず入ってみっか。おっじゃましまーす！！って……え！？」

そこにあったのは、高級そうなイスと高級そうなテーブル、そして高級そうなベッド。さらにさらに高級そうなインテリアの数々だった。

「うぉー！なんだこれ！すげー！俺っちここで暮らすの？どっかの貴族みてーじゃん！！」

いままでの貧乏暮らしでは考えられない環境に、隣の部屋への迷惑も考えずにはしゃぐ。
そしてそのテンションのまま俺はベッドにダイブした。思った通りベッドはふかふかで、なんとなくいい匂いがする。気がする。

「はー、最高だな新アサシーノ……！」

ベッドに寝転がりながら改めて実感する。
でも、そんなしみじみしたムードも長くは持たなかった。

「みんなはどんな部屋だったんだろ？」

俺の部屋がこんなにすごかったんだから、みんなの部屋も気になる。

俺はベッドを飛び降りると、いったん部屋を出た。

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