【おそ松さん】兄組vs弟組【ヤンデレver】 (ページ6)

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[リク]カラ松&十四松ページ6

とある路地裏にて

「A…もう鬼ごっこは終わりか？」

「やったぁ～！
やっとAちゃんをおれのに出来る！」

『…』

…何で、

私が路地裏に追い詰められてるの？

確か…今日は久しぶりの有休で、友達とショッピングに行く約束をしてて、楽しみにしてたのに・・・なんで…

カラ松くんと

「次はかくれんぼか？A…!!」

十四松くんに

「Aちゃあーん！！どこ～？！」

追い掛け回されなきゃ…！いけないの?!

…ッ。

私はキュッ…と目をつむり、はしっこに小さく縮こまって、身を潜めた。

カラ松side

…ｯﾁ

[計画通り]、Aを狭い路地裏に追い詰めたまでは良かったが…ここは暗くてよく見えねぇ。

早くAを探さねぇと…

俺はサングラスを外し、周りをキョロキョロと見渡していると

「兄さーん!!

Aちゃんの匂いがあっちからするよ～！
だからきっと、Aちゃんはあっちの方に居るよ!!!」

「あ、嗚呼…」

…本当に予想外だったのは

十四松に俺の計画がバレた事だった。

【回想シーン】

その時、俺はどうやってAを

俺だけの『物』に出来るか、自分の部屋で考えてる時だった…

「うーん…俺としたことが、少しのんびりし過ぎたな…

このままじゃあ、他の奴に俺の女が取られちまう・・・」

俺は頭を抱えこんで悩みまくった。

「そうだな…Aを拉致して、俺の秘密の部屋に閉じ込めて置く……

なんていうのはどうだ?!」

我ながら良い考えだった。

そう満足しながら、俺は早速、準備に取り掛かろうと部屋の扉をガラッと開くと＿＿＿＿＿＿

「あ。」

「……十四松」

先程まで、絶対ドアに聞き耳をたててた思われる十四松が満面の笑みで俺にこう告げたのだ。

「今の話。おれも参加させてよ。
おれ、Aちゃんの予定なら何でも知ってるからさ！

…断ったら、他の兄さん達に言っちゃうよ？」

「……」

…まさか弟に脅されるとはな。不覚だった。

そんな感じで、仕方なく十四松と協力して、何とかAを追い詰めることに成功した。

しかし肝心の“myスィートハニー“が見つからねぇ…何処かに隠れてやがるな。

しょうがねぇ…一回、十四松と合流する「ガッ…」

今、後ろから物音がしたな…

微かだが今日Aが履いているブーツが、地面と擦れあう音だった。

そこに居るんだな？A。

待ってろよ……捕まえたら、俺がすぐ

愛しまくってやるよ。