9話 ページ10
『…電話に出ても?』
コ「僕達に会話がわかるようにしてくれたら良いよ」
そう言われ、ケータイの画面を確認すると〈バーボン〉の文字
おい、待て。何故私の番号を知っている
『もしもし?』
安《カミカゼか?》
『わかってて電話してるんだろう?』
スピーカーにして通話を開始させる
すると、何故か驚いた顔をするコナンと阿笠さん
私がまさかスピーカーにするとは思わなかったのか、それとも通話相手に驚いているのか、はたまた私が『カミカゼ』と呼ばれた事に驚いているのか
どれなのかはわからない
『で、何の用かな?』
安《今、どこに居る》
『近所を散歩している所だが?』
安《マスクを着けずにか》
『…待て。君、今どこに居る』
安《お前の自宅だ》
『はぁっ!?』
待て待て、合い鍵なんて渡してないぞ!?
何故、私の自宅に居るんだ!?
安《ピッキングして入った》
『おい、それで良いのか日本警察』
コ「えっ!?安室さんの事スパイだって知ってるのか!?」
『バッ…!!声デカイ!!』
安《その声はコナンk((ブチッ
私は咄嗟に電話を切り、コナンと阿笠さんの方を向く
『バーボンに私がここに居た事は言って良い。だが、顔の事は絶対に言うな!!絶対にだぞ!?』
コ「えっ、うん?」
『手当をしてくれてありがとうございました。近い内にお礼しに来ます』
早口でそう伝え、阿笠宅を急いで出た
そして人気のない路地へと入り、そこから屋根伝いにセーフティハウスへと逃げた
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八雲(妖狐)鈴蘭(九尾) - 面白かったです!これから頑張ってください! (2019年4月30日 23時) (レス) id: 446ed194ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホタル | 作成日時:2017年1月17日 13時