２１話:魔女と騎士達 ページ22
『あのー。瀬見さんはいつまで私の目を削るんですか？』
すると、瀬見が目を削るのをやめて、デコピンをした。地味に痛い。これ、前髪がなかったらもっと痛かったやつだ。
前髪に感謝しつつ、辺りを見回す。
うん。白鳥沢の部屋だね。
『あれ？後輩たちは？』
大「水を飲みに行った。」
へぇ〜。
ガラッ
音がした方に視線を向けると、及川徹と岩泉と南がいた。南はなんか不貞腐れている。
及「ごめんね！！風邪引いちゃったよね？」
『さぁ？大丈夫じゃない？』
おでこに手を当てるけど、よく分からない。
岩「兎に角、ウチのマネージャーがすんません！！」
『いっ、いいえ？』
凄い勢いで頭を下げられ、驚く。
及「南ちゃんも謝って！！」
南は私を睨むどころか、見ようともしない。
『いや。本当にいいよ。私、マネージャーのところに行くから。じゃあね。』
そう言い立とうとすると、少し目眩がした。立ちくらみ？
少しよろけたことを隠すように、涼しい顔で及川徹の横を通りすぎ、マネージャーの部屋へと向かう。
五「あっ！A先輩っ！」
フラフラと歩いていると、工と白布と会った。
白「………顔赤いですね。失礼します。」
そう言って、おでこに手を当てる白布。
白「熱っ。今日は白鳥沢にいた方が良いですよ。」
そんなに熱い？
どうやら、顔を歪めるほど熱いらしい。
『でも、もうマネージャーの部屋に行くって言ったよ？』
五「でもっ！これ以上歩くのは危険です！マネージャー部屋より、戻った方がいいですよ！」
そっ、そうなのかな？
もう否定する気力もなくなってきたから、されるがままにした。
白「俺、おぶります。」
『そっ、それはちょっと……。』
後輩におんぶされるのは、ちょっとね………。
白「いいから、乗ってください。それとも、お姫様抱っこがいいですか？」
白布にお姫様抱っこが出来るのか。
白「ちょっと。バカにしないでください。」
『え？』
ムッとしたように白布が言う。
何かバカにした？
五「A先輩、声に出てましたよ！」
あー。そういうこと。
『だって、白布と私、身長そんな変わらないじゃない？』←１７４．６
白「ぐっ………。」←１７４．８
目線も大体同じだし。
白「…………じゃあ、証明してあげますよ。」ﾋｮｲ
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マカロンエンスストア - 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。作者はもう引退しましたが、バレー部に入って良かったとは一度も思った事が無いそうです。言い方が気持ち悪いなんて思いませんよ。抹茶さんのお役に立てて良かったです。色々大変だと思いますが、頑張ってください！』 (4月5日 12時) (
レス) id: dd59a0be57 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 初見です！最近この小説にハマりました！42ページ目の主様の体験談を読ませて頂きました、私バレー部にしようと思ってて、でも怖くて…助かったんです、救われた気もしました、大分言い方は気持ち悪いと思いますが感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。 (2023年4月8日 23時) (レス) @page42 id: bfa6cc4a30 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - ふゆんさん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。あっ、あまりからかわないで下さい!!///』 (2021年12月12日 15時) (レス) id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - 日向好き♡さん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。ありがとうございます!これからも応援、よろしくお願いします‼』 (2021年12月12日 15時) (レス) @page12 id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆん(プロフ) - こんにちは！11話の夢主ちゃんかわいいです！ (2021年11月23日 7時) (レス) @page12 id: c16e0ca123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロンエンスストア | 作者ホームページ：http
作成日時：2020年3月8日 13時
