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まだ零個 ページ1
真っ黒な髪と瞳…そして特徴的な前髪…
『へ？』
花のJKだった私の細い手足は
ムチムチのクリームパンになっている。
……転生？
その四文字が頭をよぎる。
近くにあった手鏡で再度確認する……
うん変わってない☆
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状況を整理しよう
見た感じ私の年齢は0〜1歳
今いる部屋は普通の洋室で赤ちゃん用の敷き布団と
オムツの袋､タンスがある。
そしてドアが一つあるが､
まだ立てないこの体では開けられない。
『(どうしようか…)』
できることと言えばドアを叩く､蹴る､叫ぶ､泣く……
泣く？これだ!!これならできる
『ふぇ……ぇ…ええぇーーーーん!!!!!!』
恥ずかしい…泣くなんて何ヶ月ぶりだろう
学校でも気が強くて大人しいキャラだったから
「はいはーい!どうしたのー？」
しばらく泣いていると女性の声が聞こえてきた
この声の主が母親だろうか
「大丈夫？すぐ………
『う、ぎゃぁぁーーーー』
なんとそこにいたのは顔が猫で体が人間のいわゆる半獣だった
続く
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作者名：九十九 | 作成日時：2023年10月2日 20時
