黄金の夢のお手伝い【原作沿い】 (ページ27)

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入れ替わってる？その二ページ27

それで慣れて来たわけなんだけど、一向にポルナレフさんが現れない。
すると亀が急に動き出した。
しかも早いの！
まさか…。ポルナレフさんと亀が入れ替わってるの？
亀(ポルナレフ)「ディアボロに俺は殺された。
かろうじて魂だけで生きている。」
そんなのありかよ！
でも能力が解除されればアウトな訳？
亀はあっちに顔を向けた。
亀(ポルナレフ)「あれは私のスタンド。」
と言った。
それは何かを守り、蹲るような姿勢のシルエットが分からなくも無いスタンドだった。
あれが…。ポルナレフさんのスタンド…。
なら…。
アバッキオ(A)「ならさ、やってみる価値はあるよね。一応、どんな感じか見なきゃいけないから。〈ホワイト・スイーツ・ボルン〉」
私はスタンドを出した。
氷を床に貼り、様子を見たが…。
何も無い。
でも背後から何かが襲ってくる感覚がした。
振り向くと、戻した筈の私のスタンドが。
何か、やばい！
アバッキオ(A)「矢をっ！離してっ！
奪おうとする人を自分自身のスタンドで
攻撃をするんだ！だからっ！」
矢を離したところで元に戻った。
危ねぇ。
危険だ…このスタンド…。
厳重警戒しすぎでしょ。
どうしよ。
一筋縄では矢を奪えない。
するとブチャラティの肉体が起き上がった。
ピストルズ「ブチャラティが起き上がるぞ！」
ディア(ブチャラティ)「射殺するのだ！ミスタ！」
トリ(ミスタ)「でもよ！あれはブチャラティ、
あんたの…。」
肉体と言いたいのだろう。
それを分かってかナランチャ(ジョルノ)が
ナラ(ジョルノ)「狙撃用の傷なら僕の
〈ゴールド・エクスペリエンス〉が完璧に治します。今は奴の動きを止めるのが先だ。そうですよね？ブチャラティ。」
私だったら出来ないよ…。
命の恩人を撃つなんて…。
でもそうしなきゃいけないもの…。
トリッシュ(ミスタ)は腹を括って撃った。
ジョルノ(ナランチャ)は安心した息を吐く。
ジョル(ナランチャ)「やった…。これで矢を取り戻せばこれでもう終わる。
俺、ネアポリスに帰ったら学校行くよ。
熱々のピッツァも食いてえ！ナラの木で焼いた
本物のマルゲリータだ！ポルチーニ茸も乗っけてもらおう！
そんで…またフーゴの奴に会えたら『頭悪い』
って馬鹿にされるのも結構いいかもな。」
ナランチャ…。
私も真面目に学校行こうかな。
私もいつまでナランチャを馬鹿にする事も出来ないから。
改まっちゃって。
ジョル(ナランチャ)「トリッシュッ！お前は
守り抜くぜ！俺たちが！」
ナランチャらしくて良いなと思った。

字数よ…。良いとこまでこたのにッ！