黄金の夢のお手伝い【原作沿い】 (ページ17)

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飛行機の中ページ17

トリッシュが言ったことを信じて行動しているらしい。
なんて言ったか知らないけど。
飛行機の点検now。
生命エネルギーはないらしい。
尾行者も無し…だったが、左後ろから来た。
ミスタによって射殺されたけど呆気ない。
まるでやられに来たようだ。
しかし、私は敵のスタンドが見えた。
薄っすら、それも一瞬。
気にかけてはいなかったんだけど、そいつが
私達を苦しめる厄介な野郎だった。

私達は飛行機の中。
しかし、妙な違和感を感じた。
何か私達以外にもいる…。
ジョルノ「ミスタ！銃を構えて下さい！
お願いします！何かあるんです…。この中に…。」
と、手を掛けているのは冷蔵庫。
ミスタ「ジョルノ？どうしたんだ？
ここには生命エネルギー一つも無いと言ったのはお前だぞ？」
と渋々銃を構える。
ジョルノは冷蔵庫を開けだが、何も無かった。
ミスタ「何もねぇぞ？
ジョルノ、神経質になり過ぎじゃあねぇか？」
違う。何か違う。
A「ミスタ、もう一度お願い。
確認したい事がある。」
私は冷蔵庫を開けた。
A「これは…何？」
私が指を指したのは肉みたいなやつだった。
A「！！？」
今…何か増えなかった？
気味悪いよ…。
しかも不審な点に気づいた。
何か…ジョルノの席の壁だけ落書きされてない？
まさか…攻撃を受けてる！？
本体はどこだ…？
この機内には私達しかいない。
だとすると…。
“本体は死んでいる”
これしか無い。
あの滑走路の上で死んでる人？
あの人のスタンドならば…。
“怨念で動く無敵スタンド”
やばい！
全滅する！
幸い、さっきヴェネツィアから持って来た水がある！
ならば…まだ倒せる。
きっと。
ジョルノが異変に気付いたらしく、服の袖をめくった。
動きに反応するかは分かんないけどやってみる価値はある。
A「〈ホワイト・スイーツ・ボルン〉！
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ！」
敵は私の腕に来た。
動きに反応するスタンドだ…。
攻略法を一つ見つけた。
でもこの腕は使えない…。
私は自分の腕を切った。
もう片方の手はまだ残す。
私は水で腕を作る。
チート(無敵)だ。
敵は。
私は…皆を守るための小さな命。
皆にはしてほしくない。
私には死ぬ覚悟は…、覚悟は。
A「覚悟は出来てる。」
決断する。
よく考えたら、捨て身でやって来てるよ。
敵の気をずっと私で逸らしていた。
でも…。
貧血に起こる白々とした雪のような物が見える。
限界だ…。
体力的に、精神的に。そして生命(命)的に。
私の意識は途切れた。