白狼の日常 十九日目 ページ19
A「そのおかげで、フランは大分能力を制御出来るようになって、今ではしっかりとコントロール出来るようになってるよ。」
あたしがそう説明し終わると、しんぺい神はそうだったんだ…、と呟いた。
pe「やっぱり妹想いの良いお姉さんなんだね。レミリアさんは。」
A「まあ、昔に比べたら、二人とも結構変わったと思うよ。レミリアはフランに積極的に歩み寄るようになったし、フランもそれに応えてる。良い姉妹関係なんじゃないかな。」
あたしはそう続けると、持っていた飲み物を飲み干した。一気に話したおかげで、かなり喉が渇いていた。
A「さてと。あたしは抜けるかな。」
pe「ん？自室に戻るの？」
A「いや、少しベランダに出てる。外の夜風に当たってくるよ。」
pe「そっか。行ってらっしゃい。」
しんぺい神に手を振られ、あたしはベランダに向かった。
ベランダに出ると、気持ちの良い風が吹いていた。あたしはその夜風に当たりながら、ボ〜ッと夜空を眺めていた。
なかなかの大人数が集まっているものだから、少し疲れてしまった。ザワザワとした音を聞いていると、精神的に少し疲れてしまうのはいつものことだ。
あたしがそんなふうに、疲れを癒していると、
？「よお。何黄昏れてんだ?」
A「侵入者として訴えようか？ラビット。」
？「ラビットゆ〜な。」
目の前にふわりと降りてきた人物がいた。それは黒兎だった。黒いフード付きのローブを羽織っている。
A「何しに来たのさ。パーティーに途中参加でもするつもり？」
黒兎「そりゃこっちからお断り。大人数なんだろ？精神的に疲れるわ。」
A「奇遇だね。あたしも今疲れて夜風に当たりに来てたところなんだよ。」
黒兎「俺からしたら黄昏れてるようにしか見えなかったけどな笑」
A「はっ倒すぞ。まだ黄昏れる程の歳じゃないわ。」
あたし達がそう軽口を叩いていると、黒兎はベランダの柵に腰を下ろした。
黒兎「なに、ちょっと様子を見に来ただけだよ。」
A「成る程よっぽど暇だったのか。」
黒兎「誰が暇人だコラ。んで？外来人達の様子はどうだよ。」
A「別に。普通だよ。何か企んでるっていう訳でも無いし、普通にここで平和に暮らすんだろうな〜ってぐらい。」
黒兎「紅魔館に住んでる時点で平和に暮らしていくのは無理だろ。」
A「レミリアに言いつけるぞ。速攻でグングニルが飛んでくるだろうな。」
黒兎「怖。」Σ(･ω･ノ)ノ
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猫(プロフ) - 東方Projectとwrwrdさんのコラボめっちゃ面白いし、好きです！わぁ...w次回も楽しみにしてます！！ (2021年10月18日 23時) (
レス) @page17 id: 20fdbcd504 (このIDを非表示/違反報告)
HINATA - プレイリストいれました (2021年10月4日 22時) (レス) id: 998e4b96e9 (このIDを非表示/違反報告)
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