ある日、友達と色々あった私にぶつかってきたのは女子みたいに可愛い転入生でした

４ ページ5

＿ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


明日香母｢はぁ〜い｣


A｢Aです。お話があります｣


明日香母｢上がって。｣



A｢おじゃまします。｣



明日香母｢じゃあ、お茶入れるから待っててね｣


A｢結構です。早速ですが、話したいので座っていただいてよろしいですか？｣


明日香母｢……Aちゃん、変わったわね。昔はもっと...｣



A｢私の話はどうでもいいんです。明日香の事、知りたくないんですか？｣



明日香母｢…ごめんなさいね。教えてちょうだい。｣



A｢…昨日の夜、明日香は貴方の元･旦那と一緒にいました。｣


明日香母｢それ、本当なの？｣



A｢はい。目撃者がいますので。ところで、明日香があの人と会った理由を知りませんか？｣


明日香母｢分からないわ…｣


A｢私は明日香が居なくなっているのは、あの人にどこかに連れて行かれたからだと思います。｣



明日香母｢Aちゃん…明日香の為にありがとう。｣


A｢……私は、明日香がいないとダメですから。それじゃあ、また何かあったら来ます。｣



明日香母｢前みたいに笑ってくれないのね……｣


A｢………失礼します｣



----------------------------

もう、人には笑顔を見せたくないから...



明日香のお母さん、ごめんなさい。

５→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す