第4話 ページ5
「 これ っ 、臣似合いそう っ 」
「いや 、そういう趣味じゃねーから 」
「 えー 、じゃあどんなんだ 」
「 あ 、これ 」
「 ああ 、確かに似合いそう 」
そうしてなんだかんだでお揃いの星のネックレスを買った
ここ半年付き合ってるけど、お揃いの物ってなかなか持ってなくて内心凄い嬉しい
「 飯 、食うか 」
「 うん 。食べよう!」
アクセサリー屋さんを出たあと、偶然近くにレストランがあったので、そこに行くことになった
.
「 臣 、ここついてる 」
「 うわ 、まじ?! 」
「 はは っ 臣バカ 」
「 Aに言われたくない 」
「 臣 … 、 」
「 何だよ … 」
.
それから、一時間と短い時間だけど思い出が沢山出来た
そして、クリスマスデート、終盤。
待ち合わせ場所だったクリスマスツリーの前、
「 臣 … 、? 」
「 なに … ? 」
「 ん 、」
右手の人指し指で自分の唇を触った
「 キス … 」
「 なに 、なんでそんな緊張 。いつもしてんじゃん 」
「 今回は特別なの っ 」
「 … 、目、閉じて 」
臣もこの特別が分かってくれたらしくて普段目なんて閉じないのに、“閉じて”なんて。
なんか初心に戻ったみたい 。
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作者名:白濱さくら | 作成日時:2015年12月16日 20時