GENE's My Girl ... ？

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YOU side





あくまでも、自然に。

スタッフや直人さんと細かく設定を決めて何回も打ち合わせしたから大丈夫

私と剛典くんは “ 付き合って 2ヶ月 ” という設定。

それなら初々しくても自然だしね






剛典「 なんだ、A先に来てたの 」


「 うん、ごめんね先に家出ちゃって 」





そう、今日は剛典くんの家に泊まってた私が
先に家を出て事務所へ来たという

まぁ、なんともベタな設定で進めていきます

これも直人さん考案(笑)






隼「 え、A何？どういう事？」

「 いや、何でもない(笑)」





そして、Aは付き合っていることをメンバーに秘密にしている

それを知らない剛典くんは、ジェネの前でも隠そうとせずAに馴れ馴れしくする





涼太「 え、なんか今の意味深 」


「 な、何もないってば！」


剛典「 … え、もしかしてまだ言ってないの？」


「 … うん 」






てっきり、メンバーに報告済みだと思ってた剛典くんと、なかなか言い出せずにいたA

この数分のやりとりで何かを察した亜嵐くんは、一番最初に「 え、マジ？」って声をあげた






亜嵐「 え、ちょ … 待って！待って下さいガンさん … え？」


剛典「 亜嵐には、俺から言うべきだったな 」


涼太「 へ？え、そういう事？」






俳優でも大活躍の剛典くんの演技力に

亜嵐くんたちもまんまと騙されて行く … うふふふ


メンさんや裕太くんはまだ気付いてないみたい。






玲於「 なんかガンさんとA 距離近くないっすか？」

隼「 そこはやっぱ、幼馴染みの仲だからですよね？」





あと、この最年少くんたちは単に仲のいい関係だと思ってる。

玲於に関してはもはや嫉妬なのか何なのか、口をとがらせてる。
私たちが仲良いのが不満なようだ(笑)






剛典「 A、もうこんなチャンスないって。俺から話そうか？」


「 えぇ … うん、じゃあ話す。」




剛典「 ちょっとだけ、みんなにも聞いて欲しい。」


「 実は、話したい事があって … 」


メン「 え、ちょ何々 」






さっきまで楽しく笑ってた楽屋は、シンとしていて

「 大事な話がある 」と切り出した剛典くんの言葉に、あのおふざけが過ぎる龍友くんも真剣な顔をした

裕太くんは、ちょっとだけ不安そうな顔(笑)

いけないいけない、笑わないようにしなくちゃ







「 … いつか、言おうとは思ってたんだけど。


私、剛典くんとお付き合いする事になりました 」









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