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やっぱり、なんかおかしい気がする
涼太くんいつもより口数少ないし
時々目が合うのに 気付いたらパッて逸らされるし
私 … なんか変なことしたっけ?
なんて、ちょっと不安になる
「 … んんん 」
裕太「 どしたん 」
「 涼太くん、なんか今朝から元気なくない?」
ゆうぴに聞いてみれば、何か心当たりがあるらしく
でも詳しいことは教えてくれなかった
“ Aが涼太と仲良くしたら機嫌直るんちゃう ” なんて言う。
どーしたのかな、疲れが溜まってるのかな
「 涼太くん?」
涼太「 なに?」
私が変に意識してるのがバレたとか?
距離置いてるの、傷付いてるとかないよね?
だとしたら変な誤解だよ …
「 私、涼太くんのことすきだからね!」
隼「 ブッ … (コーヒー吹き出す)」
玲於「 は?お前何言ってんの?」
急に静まる車内
肝心の涼太くんは「え?」って可愛い顔して戸惑ってるし、隼はコーヒー吹くし
玲於はキレ気味だし!亜嵐くんたちの目が怖いよ…
メンさんの顔を見て助けを求めるけど
お得意の苦笑いで交わされる
「 … なに?みんな、怖いよ?」
龍友「 Aが変なこと言うからやろ!」
玲於「 何、涼太くんの事好きな訳?」
え、なんで私こんなに注目されてるの?
涼太くんが元気ないから、笑顔になってもらおうと思ったんだけど …
「 うん、好きだよ?みんな好きでしょ?」
涼太「 … あぁ、なんだ。そう言う事?」
隼「 だぁ〜…!ビックリしたなぁもう!」
今日は亜嵐くんと玲於に挟まれてる座席
玲於に“ 馬鹿 ” って右腕を軽くつねられた。イテテ
亜嵐くんはちょっと安心したように笑った
“ みんな好きに決まってんじゃん、な?” なんて優しい顔して私の頭に手を置く
「 うん、私みんなのこと大好き 」
隼「 Aって酔ったら、毎回その話しない?」
裕太「 この前もそーだったやん 」
「 え、うそ!恥ずかしい(笑)」
最近、みんなのことを意識してるって思ってたけど
それは、大好きだから気になっちゃうんだと思う
一緒に成長して来た仲間だからこそ
急に “ 男になった ” っていうのを感じるとドキッとしちゃうでしょ?
きっとそれでドキドキしちゃうんだよ
うん、きっとそう
玲於「 … でも、俺のは意味違うから 」
「 え?」
何年も一緒にやってきたんだ
今更、変わるはずなんてないのに ___ .
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雪 - とっても、楽しく読ませていただきました!これからも頑張ってください! (2019年3月15日 0時) (レス) id: c617a89f3b (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - りささん» りさ様、嬉しいコメントありがとうございます!時々読み返してその都度間違いを直してたりしてます。笑 私も誰落ちになるか書きながら考えたいと思います(笑) (2018年3月19日 8時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 誤字脱字なんて他の作者さんに比べたらえびちゃん様は少ないですよ!変なコメントは気にしないで頑張ってくださいね〜っ!誰落ちか決めてないって初めに書いてくださってるの、私はちゃんと読んでるので分かりますよ〜 (2018年3月19日 8時) (レス) id: e2eb0f7e46 (このIDを非表示/違反報告)
嫺 - 迷惑じゃなくても困らせてしまってたんですね...。 ごめんなさい(>_<) 読んでいて字の間違えや字が抜けてたりそういうのを見るとどうしても気になってしまって...。 なんか本当にごめんなさいね...。 (2018年3月19日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - 嫺さん» 迷惑ではありませんが流石に何回も書かれるとちょっと困りますかね(笑)気にしないでください。これからも作品よろしくお願いします (2018年3月19日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えびちゃん | 作成日時:2018年3月3日 18時