GENE's My Girl ... ？

Hayato ページ28

YOU side




次の場所は中華料理のバイキング！
てことでバスに乗って移動です。

朝早めに起きて準備万端だったから、私は車に揺られるだけで眠たくなっちゃう …



「 … はやと、」


隼「 ん？どした？」

「 腕貸してくれない？」


隼「 … あ〜はいはい腕ね。どーぞ！」




右にいる隼の腕をシートベルトみたいにガチャンと身体の前で捕まえて

そのまま肩に頭を置いたら はい、完成

私のお眠りスポットその1





玲於「 は？お前それはずりぃ 」


亜嵐「 ジャンケンでAの隣になったらそんな特典が付いてくるのか〜くっそ〜 」


「 … るさい。」





目的地まで20分くらいあるんだから少しくらい寝かせてくれよ …

オフって言う名の密着カメラあるからね

もうトイレとお風呂以外は撮られてるって常に意識を持たないと


今はカメラ止まってるからいいけどね






…





HAYATO side




はいはいはい、これね。

みんなが欲しがってたAの隣は俺が勝ち取りましたからね！



Aは移動の時になるとすぐ寝るんです。

特に遠出した時の バスの道中なんかはスッと寝ちゃうんですよ


裕太くん側にもたれるかな〜って思ったけど





「 … ん 」

隼「 やばい、もう寝た 」





なんとAからご指名頂きました小森隼。

現在Aを腕枕？肩枕？してあげております





涼太「 わー… 腕ギュってしてる！」

龍友「 お前絶対胸当たっとるやろ！！変われ！」


隼「 シッ！起きちゃいますって(笑)」





やっぱり、思うんだよね

なんでAは俺を指名したのかなって

他の人でも良かったわけだし、それこそ裕太くんだって隣にいるのにさ。


多分、Aは俺のことを友達とか 同志だって思ってるんだよね





玲於「 隼さぁ、デビュー当時からAと仲良いよね 」


メン「 たしかに。いつも一緒に居なかった？」





そう、Aが加入してGENERATIONSが結成された時

たった1人の女の子が来て、しかも最年少の。
そんなの年の近い玲於と俺が仲良くするしかないじゃん？

亜嵐くん達とのパイプ役になってあげないと、って



でもその頃玲於はドラマで忙しかったから

Aと俺はほとんど一緒に居たなぁ … 懐かしい





隼「 俺のこと全く意識してない結果、こうなるんですよ 」





いつか俺のこともちゃんと

男として意識してもらえないかな



なんてのが、最近の小森の悩みです。







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