GENE's My Girl ... ？

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宴もたけなわになり

良い感じに酔いが回ってきたジェネの皆様

私も調子に乗りすぎて、いつもの倍飲んじゃったなぁ … あんまり酔っても変わらないタイプだけど

トイレに行きたくなっちゃうの




「 ちょっとトイレ〜 」


隼「 いってら〜 」

玲於「 お前また便所かよ 」





個室を出て、トイレを済ませる。

あんまり飲み過ぎたら明日顔が浮腫むしなぁ…
もうそろそろ、お酒も辞めとこうかな


それに、酔いが足にきちゃってるかも

ちょっとだけ フワフワするなぁ






涼太「 A、大丈夫？」


「 ぁ、りょーたくん 」


涼太「 だから飲み過ぎないでねって言ったのに 」





“ ほら、歩ける？” って支えてくれる涼太くん

なんか、怪我した妹を助けてくれる優しいお兄ちゃんみたいだな

さすが国民のおにぃ 〜






「 んー… もう、やめとく。ちょっと眠いし 」


涼太「 亜嵐くんたちも結構酔ってるから、気を付けないとね 」


「 あいつらうるさいんだよねー 」





ほんと、お酒飲むのは楽しいけど
あの人たちが酔っ払うとちょっとめんどくさいし

うるさくなるパターンの人と、絡んでくるパターンの人と 沢山いるから


正直あんまり 潰れさせたくないんだよね






涼太「 … じゃあさ、このままバックれちゃう？」


「 へ？」


涼太「 いいじゃん。俺と一緒に抜け駆けしよっか 」





… 抜け、がけ？？

くすくすっと悪戯っぽく笑う涼太くんはそう言うと私の肩を抱いて外に連れ出した

店の中は暑かったから、外の空気が心地いい


涼太くんはタクシーが居ないかキョロキョロしてる






「 涼太くん、どこ行くの？」


涼太「 夜だし、送ってくよ 」


「 え〜まだみんなと一緒に飲めるよ？ 」


涼太「 … 俺とじゃイヤ？」





子犬みたいな顔で、“ イヤ？”って首傾げるなんて
世の片寄涼太ファンなら卒倒しちゃうよ

ずるい、涼太くん その顔は反則だよ





「 イヤ、じゃない … けど 」


涼太「 … 玲於たちと一緒がいい？」


「 うー… ん、じゃあ 送ってもらおうかな 」


涼太「 ふふ、良い子 」






メンバーと飲むのは楽しいけど、毎回深夜まで盛り上がり過ぎて帰るタイミング分かんないんだよね

明日私は撮影の仕事入ってるから

あんまり飲み過ぎて顔パンパンになりたくないし


何より、涼太くんのウルウルした瞳に負けた。





涼太「 すいません、xxx までお願いします 」





私たちはタクシーに乗り込んで、抜け駆けした



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