GENERATIONSの関西Girl

・ ページ35

A｢♪〜そーばにいて〜君の笑顔のため〜｣


玲『うわ、音痴。』


A｢…え。｣


玲『うそ。今日、入浴剤入れてもいいよ。』


A｢え！？滅多に入れていいよって言わないじゃん！｣


玲『何となく、俺今日ゆっくり浸かりたいし。』


A｢ふーん｣


玲『…何、使わないなら A｢使うから！｣なら選んで。』


A｢んーこれ！｣


玲『了解。』


A｢やった。楽しみ〜｣


玲『子供かよ。』


A｢高校生だから子供だし。｣


玲『はいはい。俺、コンビニ行ってくるわ。』


A｢はーい。行ってらっしゃい。｣


……


A｢…って言ってもさ、暇〜!!｣


♪〜


A｢あ、電話。もしもし？｣


隼『あ！もしもし？暇してたでしょ??』


A｢え？なんで分かるの！？｣


隼『玲於から連絡来たから笑笑 Aが暇してると思うから〜って。』


A｢…まじか。｣


隼『まじまじ。準備終わった？』


A｢うん。｣


隼『そっか〜あ、明日何時っけ？』


A｢８時には出る予定。｣


隼『あ、マネージャーさんから、暫く家には帰れないって思ってた方がいいって。泊まるらしいよ〜』


A｢…え？｣


隼『泊まり!!』


A｢…やば、大きいカバンとか持ってきてないし。｣


隼『玲於に借りたら？』


A｢…そうする。｣


玲『ただいま』


A｢あ、帰ってきた。｣


隼『じゃあ切るな！明日遅刻するなよ!!』


A｢そっちもね笑笑 ｣


隼『おやすみ。』


A｢おやすみ〜｣


玲『あ、隼??』


A｢うん。ありがと。隼に連絡してくれて。｣


玲『別に、Aのことだから、暇って叫んでんだろうなって思っただけ。』


A｢ふーん…あ、隼から伝言。明日から暫く家には帰れないって。泊まりロケらしいよ。｣


玲『…は！？まじかよ…』


A｢あ、だからさ、かばん貸して？荷物入れるカバンがなくて。｣


玲『…いいよ。おいで。』


A(…え、素直じゃん。)


……


玲『はい。どっち。』


A｢じゃ、こっち。｣


玲『はい。』


A｢ありがと。｣


玲『おう。』

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す