stage 46 ページ46
Reo side
Aちゃんと2人して寝坊して、案の定メンバーからは怪しまれて。
俺が貸した服を着る彼女も、なんだか照れ臭そうにしてる
ふと目が合えば周りにバレないように小さく手を振ってくる。
なにこれ、もう俺の彼女みたいじゃん。
涼太「 ねぇ、ホントにAちゃん泊めただけなの?」
玲於「 うん、何もなかったよ。」
涼太「 え、意外。玲於ならもうとっくに食べちゃってると思ったのに 」
玲於「 何それ、どんなイメージなの俺 」
間違いなく、今までの俺だったら多分そうしてたんだと思う。
成り行きに任せたり、流れでそうなっちゃったり
後々のことを考えない俺はいつも空回りしてた
でも今度は違う
本気だから何もできないってゆーか
Aちゃんとの、この今の関係が心地良くて
その先に進んだら壊れてしまいそうで
涼太「 ねぇ、Aちゃんが彼氏居ないってホント?」
玲於「 … 知ってたの?」
涼太「 うん、何となく。好きな人がいるから予防線張ってたのかと思ったけど 」
玲於「 好きな人 … 」
涼太「 うん。だって最近のAちゃん可愛くなったと思わない?ありゃ多分恋してるね 」
… 恋、か。
確かにそうかもな
俺がAちゃんの事を意識して見るようになったから、自然と可愛く見えてるもんだと思ってた。
でも違った。確かに彼女は最近少しずつ綺麗になっていったし、可愛くなった
涼太「 玲於、ホントに何もないんだよね?」
玲於「 ないよ。何もない 」
涼太「 じゃあ、俺が狙っても怒んない?」
ねぇ、涼太くん。
なんでそんな事俺に聞くの
玲於「 … 好きなの?あいつの事 」
涼太「 しっかり者で良い子じゃん、可愛いしさ。」
俺よりも先に仲良くなってた2人だし
Aちゃんだって、涼太くんのこと褒めてたし
確かにこの2人のツーショットだったらお似合いで、想像できる
玲於「 … 別に、いんじゃないの 」
涼太くんなら、俺なんかよりもっと
簡単に落とせるんじゃないかな
なんてったってかっこいいし、スタイルいいし。歌も上手いしさ
涼太「 … ふーん?」
別に、もしホントに
仮に2人がくっついちゃったとしたら
俺は今すぐにこのミッションをやめて、Aちゃんとも今までのままでいる
メシに誘ったり、家に呼んだり
もう
プライベートでは会わないようにする。
… なんて、そんな事出来っこないのに
.
1628人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りな(プロフ) - はじめまして!2人がもどかしいー!!続きが楽しみすぎます! (2018年8月5日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりまる(プロフ) - 佐野さんもう手だしてくださぁぁぁいって笑笑 (2018年7月29日 20時) (レス) id: fc778ff4c6 (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - るのの。さん» ありがとうございます!!頑張っていきますね! (2018年7月9日 22時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
るのの。(プロフ) - すごく面白くてこの作品大好きです!更新頑張ってください!! (2018年7月9日 18時) (レス) id: a749bf11ae (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - メグさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年7月5日 8時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2018年6月13日 10時