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stage 18 ページ18

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トイレで化粧直して、杏さんたちには女子のグループラインで先に帰ることを伝えた。

最後まで付き合ってあげたいのは山々だけど

彼らと一緒にいたら本当にベロベロにされそうだったからね。





「 … タクシータクシーっと 」




店の外に出てタクシーを探していると、急に右肩にずしっと重いものが。

そして何よりチャラチャラという金属が擦れる音が聞こえる。


… もう、なんでだろ。誰か予想出来てしまうのは





玲於「 何帰ろうとしてんの 」

「 … え、佐野さん なんで 」


玲於「 黙って帰るとかずりーじゃん 」


「 ごめんなさい、明日も早いから … 」





佐野さんは酔っ払ってる。
私の肩に腕を置いて、妙に絡んでくる

“ 帰っちゃうの?” みたいな目で見ないで

… そんな顔されても無理です

私は帰る、今日のところは貴方を落とすのを諦めました。
こんな状態なのに何言っても覚えてないでしょう?




「 また今度、誘ってください 」



ちょうど店の前にタクシーが止まって、乗り込もうとした私の腕を軽々引っ張った彼は

そのまま一緒にタクシーへと乗り込んできた。





玲於「 … xxxまでお願いします。」

「 え、」

玲於「 俺も帰るから 」





気まぐれなのか、わがままなのか

普段よりもっと子どもっぽくなってる彼には、何を言って変わらなさそうだ。

帰るって真っ先に自分の家の住所伝えてたし、普通女子を先に送るとか … ないの?






「 … え、寝た?」

玲於「 … 」


「 嘘でしょ 」





よく寝てるイメージは前々からあったけど、秒で寝たよ、この人。

本当に自由奔放すぎて 未だに混乱する。

隣で頭をカクンカクンさせながらウトウト寝てるのを見ると自然と頰は緩む




「 … 可愛いひと、」



あんな男らしいクランプ踊る人とは思えないくらい

今日の佐野さんには母性をくすぐられた。
ファンはこうやって増えていくんだな、と思った


カクン、と頭が私の肩に落ちて来てドキッとする。

それでも起きない彼は 幸せそうに眠っていた





ちょっとだけ、もう少しこのままで居て欲しい

なんて、思っちゃった。











「 佐野さん、着きましたよ?」

玲於「 ん … もう?」



重い瞼擦りながら、お会計を済ませると

自分の荷物と一緒に私の腕を掴んで車を降りた




「 ちょ、え?」

玲於「 はいコレ鍵。」


「 えっ?」


玲於「 … 来ねぇの?おれんち 」






… 今、何とおっしゃいました??






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りな(プロフ) - はじめまして!2人がもどかしいー!!続きが楽しみすぎます! (8月5日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりまる(プロフ) - 佐野さんもう手だしてくださぁぁぁいって笑笑 (7月29日 20時) (レス) id: fc778ff4c6 (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - るのの。さん» ありがとうございます!!頑張っていきますね! (7月9日 22時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
るのの。(プロフ) - すごく面白くてこの作品大好きです!更新頑張ってください!! (7月9日 18時) (レス) id: a749bf11ae (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - メグさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (7月5日 8時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびちゃん | 作成日時:2018年6月13日 10時

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