# me ページ1
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涼太と2人で、彼の作った手料理を食べて
リビングのソファに座って、お昼の番組を見ながら涼太は私を抱きしめて来る
その時に香る、涼太の良い匂いに包まれる …
なんか、この時間がすごく幸せ。
涼太「 … そろそろ、行かなきゃ 」
「 そっか、仕事だっけ 」
涼太「 うん。そっちは？もうすぐ帰ってくるんじゃないの、家主さん 」
「 んー… 多分もうすぐ。」
玲於が帰るときは、いつも連絡をくれる
それに暇になるとすぐにLINEのトークを荒らすから分かる。今日は忙しいみたい
早く帰らなくちゃ、とも思うし
でも、まだちょっとだけ涼太と居たいって気持ちもあるし …
私はとんだ浮気者じゃないか。
涼太「 そうだ、今度Aにプレゼント買ってきてあげる。何が欲しい？」
「 … プレゼント？」
涼太「 そう。料理は食べたらなくなっちゃうでしょ？モノはずーっと残るし 」
「 私は美味しいものでも充分嬉しいよ？」
涼太「 俺がプレゼントしたいだけ。ね、何が良い？」
涼太は私のお財布、だと思ってた
美味しいものを食べさせてくれるし、必要なものを買ってくれる。
やってることは玲於と変わらないけど …
私は涼太の言うことを聞く義務はない。
まぁ、今日みたいに涼太の欲に応えてあげることはするけど … 拒否権はあるし。
私もまた、涼太に逢いたい。
「 … じゃあ、涼太を感じられるものがいい 」
涼太「 俺を感じられるモノ？… えー何やろ 」
香水でも、タオルでも何でも良いから
それさえ持ってれば涼太と繋がって居られるような何かが欲しかった
玲於とは毎日一緒に居るし、すぐ目を閉じれば思い出せるほど鮮明に焼き付いてる
でも、涼太は夢みたいにあっけなく消える
唯一残るのはキスマークだけど それは残されたら色々と困る。
涼太「 わかった、考えとく。」
「 楽しみにしてるね 」
ほら、そういえばもう次の約束は見つかった
涼太はいつも別れ際にひとこと、「また明日」って言ってくれる
やっぱり、急に誰かと別れる怖さはまだ慣れないし
常に繋がりを持って居たい。
玲於あとちょっとで仕事終わる。今日何食べたい?
「 … あ、もうすぐ帰ってくるみたい 」
涼太「 そっか … じゃあ俺も、行こうかな 」
最後にチュ、と触れるだけのキスをして別れる
そして挨拶の代わりに、次の約束の “ 合言葉 ”
「 また、明日 」
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ebichan(プロフ) - RAZU .さん» 本当ですか？嬉しいです、、、 (2019年6月22日 6時) (
レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
RAZU .(プロフ) - 今更ながらにものすごく素敵で涙が止まらないお話でした、、(TT)原曲もとても大好きで、玲於くんと涼太くんという組み合わせも好きなので私にとってぴったりのお話でとても読みやすかったです(TT) (2019年6月22日 2時) (レス) id: 018a2a124c (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！泣いてしまったなんて、、、嬉しいです！ (2018年10月20日 18時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 読みながら泣いてしまった。最後どっちとも離れるという展開がまた切なくなっちゃいました。切ないけど、面白かったです。 (2018年10月20日 18時) (レス) id: 697070514c (このIDを非表示/違反報告)
シーザー(プロフ) - とても面白かったです！！感動をしました！！ (2018年6月14日 20時) (レス) id: 5e784ada86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびちゃん
| 作成日時：2018年4月16日 1時
