49℃ ページ49
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好き … ？
玲於くんが、私を好き … ？
まって、頭が追いつかないよ
っていうかホントに理解不能
玲於「 … 聞いてんの？」
「 あの、笑えない冗談やめて 」
玲於「 は、お前馬鹿なの？こっちがどんだけ
勇気だして告ったと思ってんだよ 」
膝の上に座ってる私、自然と腰に回る手
目の前にはやっぱり鼻筋の通っていて色白で
お酒のせいか ちょっと潤んでる玲於くんが居て
私に向かってもう一度 “ 好き ” って言うの
「 … う、そだ 」
玲於「 嘘じゃない。Aが好きだよ 」
真剣なまなざしで、好きだよって言って
優しく頭を撫でてくれる
その手はあったかくて 優しくて
私の心まで溶かしていく
玲於「 ほんと泣き虫 」
自然と涙は溢れていて、それを笑いながら拭ってくれる
玲於くんに泣かされたの、これが2回目だよ
こんな幸せな事、私にあって良いのかな …
「 私も … すき、だよ 」
玲於「 まじ？」
「 うん、まじ。好きだよ 玲於くん 」
涙でぐしゃぐしゃになって
私今めちゃくちゃ不細工だと思うけど
ごめんね、許してね
嬉しくてもう メイク直すとか、そんな余裕ないや
私貴方にずっと ドキドキさせられっぱなしだね
玲於「 … やった。両想いじゃん 」
「 うん、そうだね … 夢みたい 」
玲於「 俺もまだ実感沸かない 」
そう言いながら、膝に座る私を捕まえると
今度はぐいっと引き寄せられて 正面から抱き締める
やっぱり私の手は冷たくて、だから余計に玲於くんの手があったかくて心地良くて
胸板に耳をつけて 早くなってく鼓動を感じた
お互いの体温が、混じり合うくらい抱き締めて温めあって
暫くの間 音も何も聞こえない程に 心だけで通じ合って
「 バクバクしてる … 一緒だね 」
玲於「 実は … こう見えて俺も Aにずっとドキドキしてた。」
「 ふふ、私ばっかりドキドキさせられてるのかと思ってた 」
玲於「 内心すげえ余裕無かったの、俺 」
ねぇ知ってる？
手が冷たい人って 心があったかいんだってドイツのことわざ
逆に手があったかい人は 心が冷たいって
でも玲於くんは 心まであったかいの
玲於「 このお守り、結構効くんだな 」
「 え、それって…これ？」
玲於くんの財布には、あの日私が買った
縁結びのお守りと同じものが結ばれていた
玲於「 俺らって奇跡かもな 」
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tibaayami(プロフ) - すみません！無理せずにって言おうとしたんですけど！無料せずになってました (2018年1月29日 0時) (
レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - tibaayamiさん» 分かりづらいですよね、すみません！鍵を差し込むシーンがあるのですが、扉は鍵で開くタイプのものです。マンション自体、またはフロアに入る扉はオートロックという事になります！ (2018年1月29日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
tibaayami(プロフ) - そうだったんですか!勘違いで。申し訳ございませんでした!これからも無料せずに頑張ってください！楽しみにしてます (2018年1月29日 0時) (レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
tibaayami(プロフ) - あの、物語上でレオくんが住んでる家ってオートロックですよね?16℃辺りで、勝手に玲於くんの部屋に入るのってできないのでは?間違ってたらすみません!!!! (2018年1月29日 0時) (レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - 星の色が濃くなった(^ー^) (2018年1月17日 19時) (レス) id: ee2b6e9721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびちゃん
| 作成日時：2018年1月1日 18時
