48℃ ページ48
( 玲於 side )
メンさんの奢りだからってお酒飲み過ぎてふわふわしてる俺
“ じゃあ、気をつけてね ”
エレベーターの方からそんな声が聞こえて
妙に聞き馴染みのある声に思わず振り返る
… Aと、涼太くんじゃん。
何 やっぱこの時間まで2人きりだったってこと？
しかも、ちゃっかり家まで送ってるし
なんて話しかけたらいいんだろう
この前はごめん 気にしないでね、とか？
「 あ、もしかして玲於くんも飲んできたの？」
玲於「 うん、メンさんとサシ飲み 」
「 やっぱり？ちょっと喋り方可愛いもん 」
でたよ、また俺の事“ 可愛い ”とか言ってる
せっかくあんだけ攻めて男としてドキドキさせたのに意味ねえじゃん …
玲於「 そっちこそ、涼太くんと一緒だったんでしょ？」
「 知ってたの？涼太くんてホントに優しいよね 」
え、何こいつ
いつの間に「涼太くん」とか呼んでるの？
それに嬉しそうに笑ってさ
いつもより、ちょっと女の子っぽいワンピース着て
髪だって巻いてるし … 完全にデートじゃん
玲於「 涼太くんに惚れた？」
「 もう、普通にお友達だってば 」
玲於「 ふーん。てかLINE返せよ 心配したじゃん 」
「 ごめんね、お酒飲んでたら忘れてて 」
玲於「 楽しそうで何よりですね 」
なんか、ムカつく
俺はこんなにも悩んだり 2人のことが気になってヤケ酒したってのに
2人の仲は順調に深まってるみたいだし
何やってんの、俺
「 … なんか、怒ってる？」
玲於「 怒ってるよ 」
あぁ、今なら酒の力を借りて
ちょっとは言いたい事も言えるかもな
玲於「 … 今日のA、めちゃくちゃ可愛いし。
そんなん他の男に見せたくないじゃん 」
「 そんな事ないよ？玲於くん、また私をドキドキさせるつもりでしょ」
玲於「 あぁもう、うるせぇ 」
何も言わずAの手を取り強引に部屋の中へ連れ込む
女の子1人なんて余裕で抱き上げられるから
ヒール脱がせて リビングへと連れて行く
“ 重いから降ろして！” なんて
抱えられながらジタバタ暴れるA
玲於「 いい加減気付けよバカ 」
ソファの上に座って、膝の上にAを座らせる
… なんかこの体勢色々やべえかも
玲於「 … 好きなんだよ、お前が 」
この鈍感め、いい加減気付けよ
俺の気持ち知って、悩んで
可笑しくなるくらい 俺の事考えてろよ
欲しいんだよ、Aが
.
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tibaayami(プロフ) - すみません！無理せずにって言おうとしたんですけど！無料せずになってました (2018年1月29日 0時) (
レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - tibaayamiさん» 分かりづらいですよね、すみません！鍵を差し込むシーンがあるのですが、扉は鍵で開くタイプのものです。マンション自体、またはフロアに入る扉はオートロックという事になります！ (2018年1月29日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
tibaayami(プロフ) - そうだったんですか!勘違いで。申し訳ございませんでした!これからも無料せずに頑張ってください！楽しみにしてます (2018年1月29日 0時) (レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
tibaayami(プロフ) - あの、物語上でレオくんが住んでる家ってオートロックですよね?16℃辺りで、勝手に玲於くんの部屋に入るのってできないのでは?間違ってたらすみません!!!! (2018年1月29日 0時) (レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - 星の色が濃くなった(^ー^) (2018年1月17日 19時) (レス) id: ee2b6e9721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびちゃん
| 作成日時：2018年1月1日 18時
