3℃ ページ3
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今日は一日中お休みで、予定もない
せっかく暇だからバリバリ仕事したかったのに
お正月休み長すぎなのよ。
「 疲れたー… 」
渋谷で買い物した私は両手に荷物持ってクタクタ
電車に揺られて 数分
毎晩夜更かしが続いて 電車乗ってるだけでも眠たくなっちゃうよ
最寄り駅までまだ数分ある
今日に限ってイヤホン忘れてくるなんて …
…
『 おい 』
「 ん … 」
『 いい加減起きろ 』
いつの間にか意識を手放した私はどうやら眠っていたみたい
耳元で声が聴こえてハッとする
目の前には数日前に会った彼の顔
「 な、んで … 」
『 次降りるから、早く退いてくんない 』
しかも隣に座ってるからって、肩に頭置いてもたれかかるなんて … 恥ずかし過ぎる
すぐに退いて “ ごめんなさい ” って謝れば
『ん』という短い返事が返って来た
「 あ、私も次降りなきゃ … 」
“ またどっかで逢えるかもね ”
数日前に会ったばかりなのに
その言葉通りに、こんなに早く次が来るなんて
『 … 何、あんたも降りるの 』
「 私の最寄り駅なので … 」
『 ふーん 』
やっぱりこの人、なんか冷たい
にしてもどうして 私の事気付いたんだろ
電車が駅に着いて扉開けば降りる人々
“ じゃあ … また ” と言って急いで降りて改札を出る
「 あっ … 」
急ぎ過ぎて、というか焦ってたせいで
ショップの紙袋持たずに来ちゃった …
『 荷物置いてくとか、馬鹿じゃねえの 』
彼は私を小馬鹿にしたようにクスクス笑う
でも手にはちゃんと紙袋提げられてる
もしかして、追い掛けて来てくれたの？
「 … 何から何までご迷惑を すみません 」
『 ホントだよ 』
“ ありがとうございます ” と、その荷物を受け取ろうと手を伸ばしたら
空を切って 彼は私の横を通り過ぎて歩いて行く
『 で、何処まで？途中まで持ってあげるよ 』
「 え、でも悪いし 」
『 女は黙って男に頼りゃいーの、』
そんなに重たくないのに、代わりに持っててくれてるんだ …
女の子扱いなんて、久し振りにされたかも
意外に優しいとこあるんだ、なんて
ちょっと関心したのも束の間
“ 早く案内しろよ ” なんて命令される
やっぱさっきの撤回
「 ありがとう … こっち、です 」
冷たいのか優しいのか、掴めない人だな
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tibaayami(プロフ) - すみません！無理せずにって言おうとしたんですけど！無料せずになってました (2018年1月29日 0時) (
レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - tibaayamiさん» 分かりづらいですよね、すみません！鍵を差し込むシーンがあるのですが、扉は鍵で開くタイプのものです。マンション自体、またはフロアに入る扉はオートロックという事になります！ (2018年1月29日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
tibaayami(プロフ) - そうだったんですか!勘違いで。申し訳ございませんでした!これからも無料せずに頑張ってください！楽しみにしてます (2018年1月29日 0時) (レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
tibaayami(プロフ) - あの、物語上でレオくんが住んでる家ってオートロックですよね?16℃辺りで、勝手に玲於くんの部屋に入るのってできないのでは?間違ってたらすみません!!!! (2018年1月29日 0時) (レス) id: 28bb03ace0 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - 星の色が濃くなった(^ー^) (2018年1月17日 19時) (レス) id: ee2b6e9721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびちゃん
| 作成日時：2018年1月1日 18時
