11話 ページ11
貴方side
次の日
玲於様は朝早くから出かけた。
夕方には戻ってくるらしい。
私はスーツをきて待ち合わせ場所の
カフェにいた。
チャリン
ア「A〜久しぶり〜！って、何であんたスーツなの？」
貴「スーツでしょ！てか、私服でオシャレしたら怒られます！」
アスカは座って話し始めた。
ア「あたしのご主人様は、オシャレOKだよ？」
貴「へー良かったねーそれは(−_−＃)」
ア「Aのご主人様って誰？」
貴「…玲於様…だけど？」
ア「はぁん！？玲於ってあの佐野家のひとり息子！？」
貴「うん、知ってるの？」
ア「有名じゃん、女遊びが荒いって。」
お、お、女遊び…！？！？
ア「しかも、かっこいいのにドSだし、今まで執事をクビにしてきたとか！」
貴「く、クビだけは嫌だ…」
ア「まぁあたしのご主人様は？そんなことはしないけど〜〜」
貴「なんていう人なの？」
ア「えっ？片寄涼太様。」
ブハッ！
コーヒー吐きそうになった…
ア「ちょっ、あんた大丈夫？」
貴「りょ、涼太様って！」
ア「よく、佐野家に行ってるらしいじゃない？会ったでしょ？」
貴「1回だけある…。」
ア「あー！まさか、イケメンだったから印象に残ってるんだろ？」
貴「そ、そうじゃない！」
ア「イケメンだけど、あたし彼氏いるし。」
そうだった、アスカには彼氏いたんだった。
ア「あんたもそろそろ見つけなよー！今年18でしょ？ヤバイよ、彼氏いないのは。」
貴「執事だよ？いたらダメだよ」
ア「夜の営みはしたいんじゃないの〜？ニヤ」
貴「夜の…営み？」
ア「あっあんた、純粋だったんだ…」
貴「ん？」
ア「まぁとにかく、彼氏いないのは流石にヤバイわよってこと！」
アスカと別れてから、
私は帰り道を歩いていた。
彼氏……かぁ。
彼氏にするなら、涼太様みたいな人がいいなぁ。
ドスっ
貴「あっ、ごめんなさい！」
上を向くと……
涼「Aちゃん！偶然だね！)^o^(」
涼太様…//////////…
貴「玲於様は今…あ、亜嵐様のご自宅に…」
涼「そうなんだー、じゃ、一緒にどっか行こ？」
貴「えっ…！？」
涼「まだ玲於も、帰ってこないでしょ？」
・
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作者名：イルカ | 作成日時：2018年7月29日 18時
