テレビ/さや香 石井 ページ11
貴女side
今日は休みだったので、録画していたさや香の漫才をみていると、隣にいた彼から
｢本物が横にいるのに、何でテレビの方ばっか見とるんや｣
という声が聞こえてくる。
『ええやん別に、減るもんやないんやし』
そう答えると、うーんなんて言ってゴロゴロしだす。
私は再び目をテレビ画面に戻すと、自分が1番見たかった場所に辿り着き、一時停止をしてじっくり見る。
｢何しとるん?｣
そう言ってスマホの画面から、テレビ画面に視線を移す。
｢俺??｣
『そうそう』
｢何でこのシーンなん??｣
彼がそう言うのも無理はない、私が止めたシーンというのは、石井さんが舌を出している所。
｢はよ進めろやー｣
そう間延びした声で、リモコンを奪い取ろうとする彼の手を制し画面を巻き戻す。
｢何でなん??｣
『舌を出している石井さんが、かっこよくてつい。』
なんてふざけた感じで言うと、彼は顔を真っ赤にしてこちらを見ている。
『どうしました??』
｢なんでもないわ｣
そう言うと、トイレ行ってくる。なんて言って逃げてしまう。
石井さんが戻ってくるまで、画面はこのままにしておこう。
きっと驚くだろうし、
｢何でまだこの画面なん?!｣
『なんとなくです』
案の定驚いて、顔がアパレルの漫才の試着室を開けられた人のようになっている彼。
｢マジもう変えてぇや、恥ずいわ｣
『嫌です』
｢変えなかったら、お仕置きやで｣
『別にええですよ?』
と少し彼を煽るように言う。
｢あぁ、そう｣
そう言って舌をペロッと出して、こっちに来る彼に少しだけドキッとした。
｢Aー??｣
私の名前を呼びながら、ジリジリとこちらに近づいてくる。
私はリモコンを持ちながら、石井さんから逃げる。
すると突然石井さんが追いかけるのをやめたので、安心していると石井さんはテレビの横のボタンを押して電源をけしていた。
『ちょっ!!それはずるですよ!!』
｢この際ズルとか関係ないわ｣
｢もうリモコンは返さなくてええわ、｣
『はい、』
なんて返すと石井さんは、自分の頭を少しかいた後にこちらを向いて、
｢テレビなんかより、俺を見ろよ｣
そう舌で唇を舐めながら言うから、私はゆっくり頷くしかなかった。
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ANA - すいません！追加なんですが....過激な感じでも大丈夫ですか？ (2020年1月9日 0時) (
レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ANA - 初めまして！リクです！宮下草薙の草薙くんで、嫉妬からの甘々な感じのが見たいです！よろしくお願いします！ (2020年1月6日 3時) (レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずる(プロフ) - マキさん» お久しぶりです!!リクエスト承りました!!しばしお待ちを!! (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6c5df035f8 (このIDを非表示/違反報告)
マキ - お久しぶりです。マキです!!リクエストなんですが、霜降り明星の粗品さんのお話をお願いできますでしょうか？シチュエーションは、バカップルでお願いします。 (2019年7月4日 20時) (レス) id: 4a018ae759 (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - またリクエストで四千頭身の後藤君とラブラブな感じのデートが見たいです！よろしくお願いします。 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 13c5b75118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずる | 作成日時：2019年3月31日 18時
