自信/祇園 木崎 ページ7
貴女Side
「慣れてー!」
そんな声と共に、会場がドッと湧く。
『羨ましいな』
同期の木崎は、ステージの上では金のスーツを着てナルシストキャラで、めちゃくちゃキャラが濃いのに、裏に行くと地味な私服を着て無口になる
木崎の存在はとても羨ましいと思うと同時に、嫉妬の対象でもあった。
そんな木崎と私は結構仲が良い。
自分に自信がある木崎と、自分に自信が無い私
対照的けど、木崎の話は面白く勉強になることが多いので、一緒に飲みに行く事が多くて今日も飲みに行く約束をしている。
『今日のステージ面白かったわ』
「ほんま?!うれっしいわー」
そんな話をして乾杯をする。
漫才の話や相方の話などを、面白おかしく話してくれる木崎。
『木崎はええなぁ』
ボソッと木崎には聞こえないように言ったつもりだったのだが、聞こえていたようで、
「んん?何で?」
首を右に傾けながら聞く木崎に、つい笑ってしまう。
『自分に自信があって、明るくて面白くてナルシストで』
「最後の関係あるー??」
『私は木崎が羨ましいよ』
そう言うと、急に木崎が慌て出す。
「ちょっと待って、泣かんといてよ」
『泣いてないよ、』
「泣いとるやん」
そう言って木崎は、ポケットからハンカチを出す。
『ありがとう』
そのハンカチで目を押さえていると、
「でも木崎はAの事が、羨ましいけどなぁ」
『何で、』
「何にでも真っ直ぐに取り組んでるし、周りの事をよく見てる。本当にすごいと思う。」
『ありがとう、』
「だからAは、もっと自分に自信持ってええと思うで!!」
木崎の言葉で、もっと自分に自信を持とうと思った。
「それに、この木崎が惚れたんやから!」
『え?』
「あ、今の忘れて!」
自分でも相当な事を言った事に気づいた木崎は、身振り手振りを交えて忘れてと言ってくる。
『絶対忘れてやらへん』
「本当はもっとちゃんとした所で、言おうと思ってたのになぁ」
もうええわ!!と自分の頬をパチンと叩くと、私の方を真っ直ぐ見てくる。
『どうしたん??木崎』
すぅっと息を吸い込んだ木崎は、
「俺と付き合ってください!!俺チビだしナルシストだけど、絶対にAの事だけを愛し続けます!!」
『なんかプロポーズみたいやね』
「それは今は置いといて!で、結果は??」
『勿論、ええよ。よろしくな太郎』
そう言うとガッツポーズをして喜ぶ木崎、もとい太郎を見てグラスの中の氷を転がした
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ANA - すいません！追加なんですが....過激な感じでも大丈夫ですか？ (2020年1月9日 0時) (
レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ANA - 初めまして！リクです！宮下草薙の草薙くんで、嫉妬からの甘々な感じのが見たいです！よろしくお願いします！ (2020年1月6日 3時) (レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずる(プロフ) - マキさん» お久しぶりです!!リクエスト承りました!!しばしお待ちを!! (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6c5df035f8 (このIDを非表示/違反報告)
マキ - お久しぶりです。マキです!!リクエストなんですが、霜降り明星の粗品さんのお話をお願いできますでしょうか？シチュエーションは、バカップルでお願いします。 (2019年7月4日 20時) (レス) id: 4a018ae759 (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - またリクエストで四千頭身の後藤君とラブラブな感じのデートが見たいです！よろしくお願いします。 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 13c5b75118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずる | 作成日時：2019年3月31日 18時
