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いやだっていっても ページ2

俺の言葉にビクっと反応したA

胸元から一気に顔を上げた

「っだめ!!!それは、だめ!!!」(笑)ひっかかった。

見上げたAが、かわいいの、なんの

たまんなくて、もう一度小さくキスした

「(笑)なら、俺の側を離れるな」

「・・・・」

――なにか言いたげなA

わかってるって

Aは・・・いつだって

「・・・ごめん、俺の為に」

頭の後ろに手を回して、そっと俺の肩にもたれさせる

「いっぱいツラい思いさせて・・・ごめん。そして――ありがとう。」

「・・・」

「もう、絶対に寂しい思いは、させない。」

ゆっくり顔を上げようとするAの頭をもっと俺に押し付ける

「言ったろ?やっぱり、Aしか愛せなかったって・・・Aが居ないとダメなんだ。――だから約束する。」
するりと背中をたどって、その左手を掴む

そしてその薬指に通すのは――

いつもAの首に輝く小さなハートとお揃いのリング

あの日以来、ずっと渡せずにいたその特別なリング

そしてゆっくりその手を持ち上げ、俺の唇を添える

「ずっと・・・俺の側に、居てくれる・・・な?」

覗き込むAの瞳は俺を映していて、もうすでに涙が決壊していた

そして小さく開いた口から出た言葉は

「・・・いい・・の?・・私、ジヨンの側に居て・・・いいの?」

――て。

あぁ

も、こんなの・・・かわいずぎるから

我慢もここまでだ

「(笑)いやだ。って言っても――離してやんねぇから」

俺の覚悟は分かったろ?

Aの顎をつまんでもう一度、深く

返事の代わりに

俺の全てを・・・。

―――
――

「なぁ、A〜〜〜。なんていうか、さ。けだるさ?って〜〜〜のかな、余韻を楽しむっって〜〜〜の??そーゆーの・・・ないわけ??」

すっかり夕方のオレンジの光を反射する湖が見える大きく開いた窓部のキッチンで

忙しなくうごめくA言う。

だってさ、さっきまで俺の腕の中で・・・///

もう、この世の中に俺たち二人だけしかいないんじゃないかって程

他の事なんてなにも考えられないくらい・・・その・・愛し合ったってーーのに

ほら、あっという間に

するりと俺から抜け出して、これだ。

冷蔵庫に顔を突っ込んでいたAが俺を振り返って、口をとがらせてこう言う

「だって〜〜〜、おなかペコペコだもん〜〜〜」

・・・(笑)

はいはい

帰ろ。→←怒りのぶつけよう



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じよね(プロフ) - xxxaiさん» ありゃま!ごめんなさい、お返事おそくなりまして。。。じよねですm(_ _)mまだまだ読んで下さる方が増えていることに驚いております!!お気に入りの作品なので嬉しいですー (2014年2月18日 1時) (レス) id: d5391c0131 (このIDを非表示/違反報告)
xxxai - 一気に読みました!もー。。キュンが止まらない笑 いい時間をありがとーございました\(^0^)/ (2014年1月10日 1時) (レス) id: c7061f974a (このIDを非表示/違反報告)
じよね(プロフ) - MARIMOさん» コメント頂いていたのですねーーー。ごめんなさい(。>д<)星ポチしてくださる皆様に大感謝です☆☆新しいの書いてますのでよかったら覗きにきてください♪ありがとうございます~~。 (2013年12月6日 20時) (レス) id: d35eaac500 (このIDを非表示/違反報告)
MARIMO(プロフ) - わーーーー(;_;)じよねさん、この作品初めて読んだんですけど、もうほんとにじよねさんの作品はどれも面白いだけじゃなくて感動するし、もっと読みたい!って思います(;_;)星10じゃ足りないくらいです.... (2013年9月21日 4時) (レス) id: 9fdb5467b4 (このIDを非表示/違反報告)
じよね(プロフ) - BIGBANGさん» ありがとうございます<(_ _)>楽しみにして下さってるなんて・・・(泣)がんばらなきゃっ!!どっぷり読者生活を楽しんでしまっておりました(笑)少々おまちくだされ〜〜〜 (2013年9月13日 13時) (レス) id: 652c658904 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じよね | 作成日時:2013年4月16日 14時

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