目黒先生…！！

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目黒side



検査で溶連菌の反応が出て、しばらく内服薬で様子を見てた。


発疹は割とすぐ治ったんだけど、熱がね…



目『Aちゃんお熱下がんない？』


看護師「はい…発疹はもうなくなったんですけど…」


目『んー、このままじゃな〜…』



しばらく熱が高い日が続いてるからご飯も食べれないみたいだし、睡眠も十分に取れてないみたい…


熱だけでも下げてあげようかな…


Aちゃんはもともと体力もない方だから、このタイミングでなにか合併症を引き起こす可能性が怖いし…



目『Aちゃん解熱剤使おうかな』


看護師「わかりました。用意してきますね。注射の方で大丈夫ですか？」


目『うん、お願い』



筋肉注射だからかなり痛みが出ちゃうと思うんだよね…




目『Aちゃん具合どう〜？ 変わんない？』


A「……ん〜…泣」


目『お熱嫌だね。少しもしもしするよ〜 ごろんしたままでいいからね〜』



頭もぼーっとするみたいだし、熱が高くて寝てもすぐ起きちゃうみたいだから機嫌も悪いな…



目『そしたらAちゃん、お熱バイバイしようか』


看護師「Aちゃんお布団とるね〜 ごろんの向き変えるよ〜」


A「……んぅ？泣」



今回は筋肉注射だからお尻に打つんだけど、まだ注射すること気がついてないかな〜…



看護師「Aちゃん少しだけパジャマ下ろすよ〜」


A「…お尻のお薬だめぇ…泣」


目『ん〜？Aちゃんお尻のお薬しないから大丈夫だよ。でもお尻のちっくん頑張ろうね〜』


A「…ちっくん…だめぇ…だめぇ！泣」


目『嫌だけどちっくん頑張ったらお熱下がるからね〜』


看護師「ほらAちゃん、うさちゃん抱っこしてよう」


A「…こわいぃ…あぁ！泣」


消毒しただけだけど、怖いみたいでかなり泣いちゃってるから早く終わらせてあげよう


Aちゃんこの前骨髄検査したからうつ伏せの状態にストレス感じるのかもしれない…



目『はいじゃあAちゃんちっくん頑張るよ〜…』


A「……んっ…んー！泣」


目『お薬入れるからね、ごめんね痛いよ〜…』


A「…あぁっ…いたぁぁい！…んっ…んん！泣」



筋肉注射は腕に打つよりお尻に打った方が痛みは少ないんだけど


Aちゃんは痛みを感じやすい子だからかなり痛いみたい
　

でも泣きながらもうさちゃんを抱きしめて一生懸命我慢してる



目『Aちゃんちっくん終わったからね〜 よく頑張りました』

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