目黒先生…！

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Aside


いま口の中がすごい痛いの…涙

目黒先生は副作用だから心配しないでねって言うけど何もしなくても痛いんだよ…

なのにさっき…目黒先生に痛いところ触られて、それでお薬まで塗られた…

お尻のお薬だって嫌だって言ったのに…泣



しかもさっきから点滴のところが痛くなってきちゃった…
もう一回やり直しになったらどうしよう…
手首から点滴されてすごい痛かったのに…泣




『失礼します、Aちゃん気分どう？』


もう…なんで目黒先生って来て欲しくない時に来るの…？泣



『お熱少し下がったね、お口はまだ痛い？』


A「…ちょっと痛い…でもっ…触んないでぇ…泣」


『さっきと同じお薬出しとくから我慢できないようだったら看護師さんに塗ってもらいなね？』


A「……あれしみるから嫌い」


『いい？嫌かもしれないけどお薬塗ったら少しの間痛くないんだから隠さないでちゃんと言うんだよ？』


A「………うん」



『…あれ？…ねえAちゃん、ここ痛かったでしょ、いつから？』



あ…目黒先生に点滴のところ痛かったの気付かれた…泣


A「……痛くないもんっ…泣」


『ほら痛いんでしょ？漏れちゃったね、それ抜いちゃおうか』


目黒先生、Aのことなんでもお見通し…泣



『手首だったからいつもより痛かったんじゃない？Aちゃん変なとこで我慢強いの発揮しないでよ…笑』


A「…だってぇ…痛かったけど、もう一回やる方がやだもん…」


『最近ずっと点滴繋げてたからAちゃんの血管少し疲れちゃったみたいだね、冷やして様子みようか』


A「…えっ…もう一回点滴しないの？」


『うん、今はやめとこうね。安心した…？笑』



今日も目黒先生優しい…
でもなんか逆に怖いよ…




『そのかわり、ちょっと頑張ってお腹に栄養送ってあげよう？ 最近全然ご飯食べれないでしょ？』


A「……なにそれ…どうやって？泣」


『ん？お鼻からチューブ入れて胃に直接栄養届けてあげるよ。』


A「……そんなのっ…絶対っ…やだぁっ！…(号泣」


『うん嫌なのわかるけどさ、このままじゃ心配なの』


A「…んっ…ご飯っ…食べるからぁっ…(号泣」


『Aちゃん今お口痛いのに食べられるの？お水も飲めないんじゃない？ ね？ 大丈夫Aちゃんなら頑張れるよ』




目黒先生、もう看護師さんに準備の連絡してる…



Aやるって言ってないのにっ…！(号泣

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