圭人の憂鬱3 ページ4
薮side
さっき朝食を届けに行こうとしたら、
高木から、
「圭人体調悪いみたいだから。起こそうと思ったんだけど、冷や汗掻いてたし、大分辛そうだったからさ、起こして寝れなくなったら可哀想じゃん？だから、放置しといたよ。」
って言われた。
確かに、寝れなくなったら可哀想だよ？
可哀想だけど、起こさないのも駄目じゃん。
そう思いつつ、圭人達の病室に行く。
「皆-、ご飯持って来たよ。」
と一声かけ、一人一人に配る。
全員に配り終えると、
「残すなよ-。」
と龍と侑李に警告。
皆が食べ始めたのを確認してから、
カーテンの閉まった圭人のベッドに行く。
そっと中に入り、熱を計ってみる。
39.9度....
大分高いな....
当の圭人はめっちゃ苦しそうに寝ている。
可哀想だけど、起こすしかないな。
「圭人、起きて。」
なるべく優しく声をかける。
いつもなら、起きないんだけど、
今日は、眠りが浅かったのか、
「....んっ....おはよ....ございます....」
って、すんなり起きた。
顔色がかなり悪い。
その場にしゃがんでできる限り目線をあわせる。
「..大丈夫？」
「....ん、だい..じょ...ぶ....」
「そっか、でも熱めっちゃ高いから、点滴しようね。」
「...ゃ...ゃだ.....」
嫌がる圭人を横目に点滴を取りに行く。
点滴を持って圭人の所に戻ると、
布団に潜り込んで、抵抗していた。
布団をそっと捲ると、圭人は涙目になっていて、
必死に首を振っていた。
でも、点滴をしないわけにはいかない。
「圭人、頑張ろ?」
そう言うと、
「....嫌ぁ...やりたくない...」
って訴えて来た。
可哀想だけどな....
「圭人、腕かして。」
ちょっと強めに言って圭人を見つめる。
圭人も反抗できないとわかったのか、
大人しく腕を出した。
「ちょっとごめんね...」
そう言って、針を刺す。
途中圭人が何か言ったけど、気にしない。
点滴を刺し終わって、優しく頭を撫でる。
圭人が寝付いたのを確認してから、
全員の朝食を回収して、病室を出た。
############### #####
どもっ、作者です。
あの、早速ネタ尽きました。←
って事で、ﾘｸｴｽﾄ募集します。
ぶっちゃけ、先生達mainのリクでもいいです。
えっと、たくさんのﾘｸｴｽﾄ御待ちしております。
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有あり - 更新楽しみにしています。大ちゃんの過去が早く知りたい！ (2015年4月26日 22時) (
レス) id: bbeb7e6b6c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 更新楽しみにしています(*^。^*) (2013年12月11日 16時) (レス) id: ca1c7911c8 (このIDを非表示/違反報告)
せつな(プロフ) - 裕翔くんお願いします!! (2013年12月7日 18時) (レス) id: 7957b48f41 (このIDを非表示/違反報告)
優羅♪ - かなさん» リクありがとうございます。了解です。遅くなるかもしれませんが、書かせていただきますっ。 (2013年7月16日 12時) (レス) id: e1f29058fb (このIDを非表示/違反報告)
優羅♪ - みぽりんさん» わわっ...今までで一番好きな作品ですか!?めっちゃ嬉しいですっ。更新頑張ります。 (2013年7月15日 17時) (レス) id: e1f29058fb (このIDを非表示/違反報告)
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