先生、席替えしたいです。II

86日目 ページ36

Aside

2分くらい前の自分に警告したいんだけど。

KA☆I☆HO☆U☆とか言ってる馬鹿な自分をぶん殴りたい。

今すぐ逃げろって言って殴りたい。

あ、そんなことしたら逃げれねぇか。

あー、やだ。痛いよお！何なの！？え！？普通さ、いい？とか言って手を取りませんかね？

あ、言ってくれたか←

まあ、私がそれを拒否ったという…

私に拒否権は…ないのかい？←

『あのぉ…うらた様…』

う「…何」

『私に拒否権はないのでしょうk』

う「ねぇに決まってんだろばあか」←

ひ、酷い！何で最後に暴言付きなんだよ！？

『は、話してくれません？そろそろ私、天に召されそうで……』

う「大丈夫。お前がﾀﾋんでも、俺が心肺蘇生して戻してやるよ。」

いや、それしても私って生き返らないんじゃね？←

ってかその前に君が離してくれれば一件落着ってことじゃないのですかね…←

名案じゃね？

『その前に君がその手を離してくれればいいんやないん？』

う「それは俺が嫌だ」

何やねんこいつ！！

いや、え？私、周りの目線と、鼓動の速さでﾀﾋが近づいてきてるんだけど…

あ、まって、彼方先生が来たら離してくれるんじゃね？

流石に授業中も繋いでるってことは…ない…よね？

それに賭けよう。

あ、そんなこと考えてたら彼方先生来た。神だ。←

そ「はーい、じゃあホームルーム始めるぞー」

は、離してくれない…だと！？嘘だろ！？

『ね、ねぇうらたん、もうホームルーム始まるし手を離そ？』

う「嫌だ。今日一日こうしてる。」

んー…まって、カオス…？

だって、左手にうらたん、右手に千羅…？

え、そうでしょ！？流石に千羅もそこまで鬼じゃない！？ねえ！？

よし、ちょっと千羅見てみよ。

………千羅が…すっごいびっくりして、今にも気絶しそうな顔してる。

え、どんな顔かだって？

…こう………白目むいてる

え、もうそれ気絶してる？←

あ、ほんとだ。ちっとも動かない……怖www()

まあ、休み時間にでもわかるだろう。

ってか、この行動は千羅にも予想がつかなかったんか…まあ、私も今めっちゃびっくりしとるからな…

その前に私は痛いと胸がドキドキして狂っちゃいそうってのがあるけどさwwwww←

ほら、もうおかしくなりすぎて、笑っちゃうぜ！←

無理だ。ﾀﾋぬ。嫌だあ！怖い！休み時間…怖いよぉ！！！

か、彼方先生には手の辺りが死角になってて見えないっぽい…

よかった。あの人に見つかったら…何言われるかわからん。←

87日目→←85日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す