いち ページ1
ここは平和なプププヴィレッジ…
なのだが、
ここ最近何の予兆も無しに妙な事件が起きている。
そう、ヴィレッジの住民達が悪夢を見ているのだ。
それも皆同じ夢。
大きくてカラフルな星柄の黒い帽子を被り綺麗な藤色のセミロングの髪の、身の丈に合わない大きさのぶかぶかのマントを羽織っている推定1.5頭身の少女が、ヴィレッジを火の海にしている悪夢…。
その悪夢を見てからヴィレッジの住民達は大慌て。
毎日悪夢の話で持ちきりだ。
やがてその話は膨れ上がり、デデデ城に住む者達も、気にしているみたいだ。
「陛下 !! ヴィレッジの奴等が毎日あの例の悪夢の話題で持ちきりでゲス！」
彼はDr.エスカルゴン。
城の主の側近の様な者。ちなみに彼の背負っている殻の秘密は誰も知らないらしい……。
「そんなの知ってるゾイ！ わしだって見てるゾイ！！」
ぎゃあぎゃあ と子供らしく騒ぐ彼は デデデ大王。
一国の王であるものの、責任感がないというか、馬鹿というか…
兎に角コイツが王をやっていてもいいのだろうか？ と突っ込みたくなる ( かもしれない ) 奴だ。
「デデデ！！ またアンタの仕業!??」
ちょっと目付きが悪い、ポニーテールが特徴的な少女は フーム。この城に住む大臣の娘。
デデ「こればかりはわしも知らんゾイ！」
エス「そうでゲスよ！ だいたい、陛下は魔獣がいないと何にも出来ない御方なんでゲスから出来るわけないでゲショ !!!」
さらっと失礼な事を言うエスカルゴン。
しかしその言葉がデデデは聞こえなかったみたいで、
「それに！ あのカスタマーのデリバリーシステムだってもう使えないゾイ！ 」
フー「確かに…… それもそうよね…。」
フームは ぐっ と歯を食いしばり、納得するも不満な様だ。
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
・・・
ナニコレ。
あ、A さんは割りと後に出てきますので、宜しく(((
続く
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作者名：銀河の新星 | 作成日時：2019年3月16日 15時
