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９「あ、起きてたんだ。おはよ」
「おはよ。起きるの早いのね」
私はできるだけ自然な笑顔をつくる。
さっき写真を見たことがバレないように…
・
９「いつもこれくらいに起きてるよ
ね。それよりさ、今日どこいく？」
「へ、もしかしてノープランなの？」
９「昨日いきなり来たんだから当然でしょう？」
「当然って天あんたねぇ……」
ほんとにこの子だけは、、、(笑)
自分が全て完璧で正しいって思わせるような
言動力を持ってるところが凄いところよね。
結局朝はホテルでゆっくりして
チェックアウトしたあとは近くのボーリング場へ。
「あたしこういうの下手なのに…笑」
９「すると決まったら早くやるよ」
天は無茶苦茶乗り気だし……笑
天といるとほんとに全部が天のペース。
別にそれが苦とか思ったことはないけど
ほんとにこの人は凄いなって思う。笑
・
９「うそ……A、本当に下手だね」
「だから言ったじゃん！！もうやんないよ？！」
９「ごめん、予想外でさ…つい。ほら、次Aの番だよ」
「また私ー？もう腕疲れたよ〜」
９「一緒に投げてあげるから」
投げようとする私の手を握る天。
「…/////…ッ!?」
そのまま私の後ろに立ち一緒にボールを投げてくれた。
…っ、だから！！！！本当に心臓持たないよ！！！！！
でも、私たちはまるで学生に戻ったかのように
はしゃぎ、楽しんだ。
天はアイドルで、私は一般人だった学生時代。
マスコミなどの目を避けるために
堂々と街を歩けなかったあの頃。
そのあの頃できなかったことを全て
やり遂げるかのように私たちは1日を過ごした。
・
ボーリングのあとはドライブしながら
そのまま海へ。
９「この時間の海、凄く綺麗だから」
こんな寒い季節に誰が海に来るんだと思ってたけど
確かに絶景だった。
「わぁっ…！綺麗…！！」
９「ね？言ったでしょう？」
「うん。最高。来てよかった…」
沈んでいく夕日を見てるうちに
自然と心が素直になってゆく。___
『「あのさ、」』
2人の声が重なった。
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あかり - 好きすぎてしばらく学校でもこの作品の事考えてました。合唱曲の証がすごくこの作品にあっていて合唱コンクールで歌ったとき泣きそうでした。 (2018年6月25日 22時) (
レス) id: b53669caf5 (このIDを非表示/違反報告)
ききみ(プロフ) - 第1章からここまでハラハラドキドキしながら読みました。とても素敵な作品ありがとうございます！ 執筆お疲れ様でした！ (2018年1月27日 14時) (レス) id: acfb49be03 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - はなさん» そう言って頂けること、ほんとに嬉しく思います。期待通りの結末になったかは不安ですが最後まで目を通してやってもらえると幸いです。 (2018年1月27日 1時) (レス) id: 5d13dc513b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ブルーフェザーさん» 何度もコメントありがとうございます。なんとか完結しましたので最後まで目を通してやってもらえると幸いです！どうぞよろしくお願いします(^^) (2018年1月27日 1時) (レス) id: 5d13dc513b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - みささん» 泣けてきただなんて恐縮です(T_T)完結することができましたので最後まで目を通してやってもらえると幸いです！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: 5d13dc513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2016年5月3日 1時
