第十一話 ページ11
〜貴方side〜
G「まず最初に、Aが僕に対して話すことは敬語にしないこと。」
貴「なぜですか?」
G「神野の立場を考えてやって欲しい。執事が主人に対して敬語はわかる。だけど、妻が旦那に敬語は違和感があるんだよね。だからダメ。」
貴「わかった。次は?」
G「二人きりの時でいいから、名前で呼んで欲しいなってね。」
なるほど、彼が言いたかったのはそういうことか。「旦那」という権力を使って言わせるきね。
本当に、意地悪な人。
貴「わかった。これで終わり?」
G「最後のルールだよ。真面目な話だから。ちゃんと聞いて。」
貴「何?」
G「Aはこれからしばらく日本に活動拠点を置かないといけなくなる。KLに帰ってきたとしても僕が居るとは限らないことはわかってるよね。」
こうなることは分かっていた。彼とはしばらく会えないことを意味しているということに。
G「日本では、僕の家を使うといい。そのほうが、落ち着くだろ?」
貴「うん。ありがとう。」
G「だから、毎日僕に連絡すること。どんなことだっていい。君が何事もなく生活ができるならとそれだけが、僕の本望だよ。僕も時々メールをするから。」
貴「わかった。」
本当に、私は今この中で一番幸せなのかもしれない。
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作者名:ハルル | 作成日時:2018年2月5日 9時