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ケイナは上京Girl ページ1

ここは東京都。 このとある街に「小芝ケイナ」という少女がひとりで住んでいる。
ケイナは北海道函館市の牛乳配達の仕事をしている両親の間に生まれたが、3歳の頃に両親が仕事からの帰宅途中に突然何者かに殺害されてしまい、孤児となったケイナは函館市内に住む子宝に恵まれないピアニストとギタリストの夫妻に引き取られ、本当の我が子のように溺愛されて大切に育てられた。
7歳の頃に継母に連れられて同じ函館市出身の「GLAY」というロックバンドのコンサートを見に行ったことがきっかけで自分もいつかGLAYのような歌手になりたいと思うようになり、16歳で歌手を目指してひとり上京し、高校に通っている。 17歳のときに歌手デビューを決めるオーディションに合格し、夢だった歌手デビューを果たした。 現在は高校3年生になり、以前から決めていた音楽大学への進学に向けて歌手活動をしながら勉強に励む日々を送っている。
ケイナは真面目で勉強熱心で学校のテストの成績はいつも学年トップだ。 2年生からは後輩の世話を自ら積極的に行い、彼らに勉強を教えたりするなど優しく接し、彼らから見習うべき先輩として慕われている。 また、1年生で生徒会副会長に抜擢されるなど上級生からの信頼も熱い。
しかし、同級生、特に数人の女子から度々いじめや嫌がらせを受けている。 それでもケイナは毎日休まず学校に通っている。
女子A:ケイナ、本当に音大行くつもり!?
ケイナ:う、うん、そのつもりだけど。
女子B:ケイナがそんな大学行ける訳ないでしょ! 普通の大学行けばいいじゃん!
ケイナ:私は大丈夫だと思う。 毎日何時間も勉強してるし、塾にも毎日行ってるよ。
女子C:ケイナは音大似合わない! そうだよね。
女子A、B:うん、絶対無理だね。
ケイナは3粘性になってから約3ヶ月が過ぎた頃から同級生の数人の女子からこんないじめや嫌がらせをほぼ毎日のように受けるようになってきた。
ケイナは彼女達からいじめや嫌がらせを受けてもいつも笑顔を絶やさずに学校に通っていたが、ケイナの心は彼女達のいじめや嫌がらせによって深く傷つけられていった。
7月頃になってからだんだん学校に通うのがつらく感じるようになってきてしまい、毎日学校や塾が終わると、ひとり薄着姿で街中を彷徨い歩いては自傷行為を繰り返すようになってしまった。 それでもなんとか自傷行為をやめようと学校で定期的に行われているカウンセリングを受けたりもしたが、どうしても自傷行為を繰り返してしまうのだ。

ある土曜日→



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作者名:ヨンウン ケイナ | 作成日時:2021年8月22日 9時

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