真夏の三枚重ね=恐怖 ページ2
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「暑い!!!」
「うお、びっくりした。急に大声出すなよ監督生。迷惑料1000マドル払え。もしくはジャンボメンチカツサンド。」
「じゃあ僕はアイスカフェラテ。」
「払うわけないし奢んねぇから。仕方ないだろ。暑いんだから。」
異世界から監督生が来て早四ヶ月。絶賛真夏日である。サマーホリデーはどうしたって? シラネ。
とにかくそんなわけで太陽が我が主役だ!といわんばかりに燦々と輝いており暑いのだ。本当に。太陽もサマーバケーションしてきてくれよ頼むからと監督生は切実に願っている。無理だとは知ってるよちくしょうが。あんまりにも暑いので比較的暑がりな監督生は思わず叫んだのだ。ちなみにグリムは監督生の頭の上で液体化しています。
暑い暑いとずっと言ってると、前方に居た人物に三馬鹿問題児は目玉を飛び出した。
「え!? は!? な、長袖長ズボン!?」
「こんな暑い中カーディガン!?」
「誰だよあの視界に害を与えてくるや……A先輩ぃぃぃ!?」
こんな真夏日に長袖長ズボンを着ていたのだ。おまけにカーディガン。え? 頭おかしい人なの?と全員困惑していると視力2.0を叩き出した
監督生が知っている人物だと気づき叫んだ。そう、この時期には視界に捉えただけでも害を与えてくる敵・長袖長ズボンを着用している人物は彼が敬愛して止まないナイトレイブンカレッジ3年生にしてハーツラビュル寮生であるA・スチアートであることに。
エーデュースも敬愛する先輩と気づきお口あんぐり。え、先輩なんであんな格好してるんだ…と顔を見合わせていた。
寮長バブちゃん化事件の時に出会い、時間には恐ろしい程厳しいがそれを除けばめっっちゃ良い先輩の奇行にひたすら戸惑う。やっぱりナイトレイブンカレッジには変わり者しかいないのか…!?と自分達のことは棚に上げて三人は心で会話する。テレパシーである。
ひたすら三人が戸惑いながら心と心を繋げてると、監督生のセベク並みに大きな声にAが気づき手を振りながらこちらに近づいてきていた。
あ、中にブレザーも着てる…と三人は敬愛する先輩の意外な一面に意気消沈しながら思った。
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まま - 入学して4ヶ月は冬では…?確か入学式は9月だった気が(思い違いかも) (2021年8月12日 17時) (レス) id: 40b8a4973a (このIDを非表示/違反報告)
ふわの(プロフ) - こころさん» 感想ありがとうございます(´∇`) これからシリアスになるかも? 更新頑張ります(*゚▽゚)ノ (2020年7月12日 15時) (レス) id: 8f3516e569 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - なんかなんか最後絶対闇あるよ!!続き楽しみにしてます 更新頑張ってください (2020年7月9日 1時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
ふわの(プロフ) - 翼さん» 返信遅れてしまい申し訳ございません! アイデンティティと言っておけば大抵許されます( ・`ω・´)キリッ (2020年6月27日 21時) (レス) id: 8f3516e569 (このIDを非表示/違反報告)
翼 - ア☆イ☆デ☆ン☆ティ☆ティ(違う) (2020年6月25日 0時) (レス) id: 0188979229 (このIDを非表示/違反報告)
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