闇の会議が始まる… ページ12
・
「さすがね…。見た目もなんて美しいのかしら。」
「これが大福かー。まんまるなんだな。」
「チーズ入りのパウンドケーキとか初めて見たでござる…。」
みんながお菓子をまじまじと見つめ、それぞれ感想を言う。お菓子作り職人としては褒めてもらって嬉しい。にこにこしながらお茶の用意をする。実は実家が紅茶大好きなのでAはお茶にも詳しかったのだ。この世界にも紅茶はたくさんあったので買い揃えた。行動力が凄い。
「お茶はアールグレイとアッサム、ダージリンがありますよ。どれにしますか？」
「会議とゆうよりお茶会になりそうだな。」
「こんなにのほほんとしてるけどこれから僕らが話す内容は闇だからね。」
「思い出させないでほしかった。」
ふっ、と自虐気味に笑ったリドルに先程までほのぼのしてた空気が一気に重くなる。重力が下がった気がした。とゆうか下がった。
空気が重い中それぞれが飲みたいお茶の名前を伝える。Aは愛想笑いをしながらお茶を淹れるために厨房へと向かった。
そしてお茶が出来るまで話が始まった。
切り出したのはヴィルである。
「今日、ルークと貴方達の所の寮生が喧嘩してたのは知ってる？」
ヴィルがちらり、とカリムとレオナを見る。勿論寮生とは尽くし系ハイエナとめんどくさい反逆者である。
「知ってるぜ。」
「ああ。何せ喧嘩ふっかけたのはラギーだからな。」
あの喧嘩の事を思い出したのか二人は顔を青くさせる。予め言っておきますがこの会議は顔色真っ青がデフォルトです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1769人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - 続きが気になる… これで終わりですか？ (8月13日 17時) (
レス) @page34 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
東方ファン - 続きが気になりすぎる (2022年11月13日 17時) (レス) @page25 id: bfe8569d3e (このIDを非表示/違反報告)
はむたろお - 好いた。 (2021年6月11日 19時) (レス) id: 465ae5e9fb (このIDを非表示/違反報告)
ミイ - もっと続きが読みたいです！まさか寮生みんながヤンデレ化するとは思いませんでした。なんかもう怖いです。推しが寮長と副寮長なので複雑すぎる気持ち (2021年4月1日 13時) (レス) id: ee8e1aafa2 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - うわぁ……頑張れください寮長様 (2021年2月22日 20時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
