ち ページ4
レッドside
たくさん歩いたから休憩っということで、よく探検した森の中にある大きな木の木陰で涼んでいた。
木の近くには小さな川があって、とても涼しげで気持ちが良かった。
ポケモンもたくさんいて、空気も綺麗で、僕の中で失われれいたなにかが取り戻されたように感じた。
そんな僕に、Aはふわっと笑い、
「見て見てっ!!ブルータスで花の冠作ってみた!、、綺麗でしょ」
________あぁ、たしかに綺麗だなぁ、、
『、、、、うん。とっても綺麗だね。』
でしょでしょ〜、なんて言うキミ。
(精一杯の感情を込めて言ったのになぁ。)
「、、っはい!レッドのも作れたよ。レッドのはゼラニウムで作ったよ。」
そう言って、僕の帽子の上にゼラニウムの花かんむりが乗せられた。
微かに香る、花のいい匂いとAの優しいお日様の匂いに心が満たされていった。
しばらく木陰にいたが、やっぱり暑いもんは暑くて。水遊びをすることにした。
きらきらと水しぶきが光り、熱を持っていた肌を冷やしていく。水遊びなんて、いつぶりだろうか。
僕らも、ポケモン達も、はしゃぎまくった。
ひと通り遊び終わった頃には、全身びしょびしょだった。でも今日は地面で目玉焼きが焼けちゃうくらい暑い日だったから、芝生に寝っ転がってゴロゴロしてたらすぐに乾いた。
この日はここ最近の中で一番笑った気がする。
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作者名:わたあめ | 作成日時:2020年2月24日 16時