攻略:18 ページ19
三好side
「さぁ、お手を······どうぞ」
Aちゃんの前へ行き、静かに言った
どきどきする······
執事役なんて数回ぐらいしかやったことないから上手くできてるかな
しかも、Aちゃんと二人きり···
公演でもこんな緊張したことない
手汗とかかいてないよね······
上手く雰囲気、作れてるかな······
Aちゃん、引いてないよね?······
頭が真っ白になりそう
Aちゃんを見ると、固まっていた
ちょっと、おもしろくて
「どうかなされましたか?姫?」
·········無言
あぁーーー、終わった······
さらば、俺のライフ
そう思って、手を下げようとした
「いいえ、なんでもないわ」
そう言って、Aちゃんが手を差し出してきた
······っ!
驚いた
手を出したのも、もちろんびっくりした
でも、それ以上に
彼女が、まるで姫みたいに見えた
仕草、口調。全部が。
思わず、息を飲み込んだ
「ほら、はやく連れて行って······」
「······はい」
その言葉通り、どこかに連れていきたかった
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三好一成の嫁 - 続き書いてくれ!! (2月11日 14時) (レス) @page20 id: 1a0cdaf5ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藤白 | 作成日時:2018年8月29日 21時