第九話 ページ10
結構飛びます
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が ん宣告されて3ヶ月
今は抗がん剤治療も終わってが ん細胞が小さくなってるか検査してるところ
抗がん剤治療の副作用で髪が抜けるからあらかじめ剃っておいて、今はツルピカりん
と言いたい所やけど、微妙に髪の毛が生えている
息子のチビ2人は夏休みも終わり、秋にある運動会に向けて頑張っている
長男の智洋は今年初の組体操をする
智洋らの学校は全校生徒の人数が200人ちょっとしか居なく、5年生はソーラン節もせず、6年生と一緒に組体操をする
次男の望は小学校になって初めての運動会でダンスの練習をすっごい頑張っているらしい
先生に言われた余命では運動会を見る事は今回が最後かもしれない
でも孫の姿も見たいし治療頑張ろう
アナウンス「重岡さーん、重岡大毅さーん、3番の扉の前でお座り下さい」
なんて考えていると呼ばれた
看護師「重岡さん中へどうぞ」
赤/貴「「失礼しまーす」」
村上「どうぞこちらへ」
頭を下げ、村上先生に言われた椅子に座る
村上「抗がん剤治療の結果なのですが」
「はい」
村上「余程の効果は見られませんでした」
赤「そう、で、すか」
村上「薬での治療なんですが、治験と言うのがありまして」
赤「治験、ですか?」
村上「はい。まだ開発途中の薬で、重岡さんで効果が見えればこれからが ん治療で使われていくようになります」
「やらせて下さい」
赤「お願いします」
村上「では、治験の説明をします」
村上先生から一通り薬の説明を聞いた
村上「あと大変申し上げにくいのですが」
「どうしました?」
村上「自分、移動が決まりまして」
「ここでは出来ないという事ですか?」
村上「治験をする場合は私の移動先の大学病院まで来てもらわないといけなくて」
赤「大丈夫です、行きます」
「大毅、?」
ちょっとでも細胞が小さくなるなら、これからのが ん治療に役立つならと思い、俺は大学病院まで行くことにした
村上「では、次は大学病院までお越しください」
赤「はい」
赤/貴「「失礼しました」」
村上「お大事に」
村上先生に頭を下げ、会計の順番を待つ
「ねぇ、大毅」
赤「ん?」
「ほんとに大丈夫?」
赤「大丈夫やって」
「私仕事で着いていけない時あるけどほんとに大丈夫?」
赤「大丈夫やって」
その後も家に着くまでAを説得し、家に着いて30分頃経った時ようやく説得できた
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ずぅ - 読ませてもらってます!!もうすでに感動です!テスト頑張ってください!!これからの更新を楽しみにしてます!!! (2018年5月12日 23時) (レス) id: 707261b04f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RiN | 作成日時:2018年5月10日 23時