告白したら大食い系女子に避けられた。【中原中也】

避けられた。９ ページ11

『う〜ん…終わらない。』


ちっ…情報が少なすぎてなかなか資料がまとめられないです



空腹もあるのか集中が乱れる…


『お腹…減った…。』


だめだ…お腹空きすぎて頭がおかしくなりそう


ちゃんとお昼ご飯食べればよかった…です


机に突っ伏してうなだれていると


ドサッ…


『……ん？』


力なく首を音のした方へ向ける


『お、お弁当？』


机に置かれたお弁当とスイーツ。


中「腹減ってんだろ？食え」


『えっ！？中也さん！？いつ戻ってたんですか』


中「さっきだ。」


『まさかわざわざ私の為に持ってきてくれたんですか？？』


中「ちげぇよ！落ちてたから持ってきたんだよ」


いや、そんなに必死にならなくても…


ってか落ちてたってwwww


買ってきてくれたかマフィアの皆さんから頂いたのどちらか


『何はともあれありがたく頂きますね』


中「あぁ、じゃ仕事戻るわ〜」


『はい。中也さんも頑張って下さいね』


ひらひら〜と手を振り満足そうに仕事に戻って行く中也さん


……どうして私が空腹と分かったのでしょう？


偶然…なのでしょうか？


ーーーーーーーーーーーー
〜マフィアトーク〜

『あ、中也さん。』

中「なんだ？付き合う気になったのか？」

『…………は？いまなんつった？』

中「悪りぃ。で何の用だ？」

『あの…他にもお弁当持ち合わせてませんか？』

中「余り好きじゃなかったのか？」

『いえ…そうではなくって』

中「じゃあなんだよ」

『量が足りないんです。お弁当１つだとお腹が満たされなくて』

中「まぁ腹減ってそうだったもんな。んじゃもう一個持ってくるわ」

『いえ、１５個程持ってきてくれるとありがたいです』

中「分かった１５個ぐらい持って……は？」

『ん？どうしましたか？やっぱりそんなにお弁当持ち合わせて無いですよね…仕方ないです。
セブンイ◯ブンでもいってお弁当買うか…』

中「いや、弁当ならあるが…え、まじで１５でいいのか？！そんなに食えんのか！？」

『え？あぁ、はい。いつもそれぐらい食べたますよ？』

中「…あ、あぁ分かった…１５個ぐらい弁当持って来てやるから待ってろ」

『本当ですか！？ありがとうございます！本当に助かります！よーし仕事頑張りますよ！』

〜お弁当持ってきた〜

『ご馳走様でした』

中「ま、マジで食いやがった…」

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